【ましかく写真】Rolleiflex SL26 ― レンズ交換式インスタマチックカメラを再生


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スクエア・フォーマットに凝っている。135フィルムによる「ましかく写真」を、一般的な35mm判の作品に混ぜ込んでいくということを最近始めた。いったん銀塩写真をやめた際にハッセル一式を売ってしまい、本格的にブローニーを再開するのは色々と大変なので、35mm判のモノクロフィルム作品やデジタルのカラー作品の中に、小さな正方形の写真を混ぜていくことにしたのだ。

それはつまり、どういうことかというと、かつて存在した126フィルムを使う「インスタマチック」という規格のカメラを復活させるということであった。その第一弾として、防湿庫に眠っていた『ローライA26』というコンパクトカメラを現行の135フィルムを126カートリッジへ詰め替えることによって、今の世でも継続的に撮れるように試行錯誤した。それが、前回のこの「カメラ」カテゴリーにエントリーした記事である。

そして、今回は、より本格的なレンズ交換式のインスタマチックカメラ、『ローライフレックスSL26』の復活顛末記である。126フィルムや詰替え利用の基本的なことについては、前回のA26の記事に詳しく書いてあるので、興味がある方はまずは下記のリンクからそちらの記事に目を通していただきたい。

【126フィルム インスタマチックでスクエアフォーマット】 ローライ A26復活への道

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さて、このローライフレックスSL26は、同じローライのA26よりも、さらに高級路線の126カメラである。カートリッジ式の簡単セットの126フィルムを使うカメラは、1960-70年代におもに女性やファミリー層などのライトユーザー向けに作られた。今で言うコンデジの路線である。最も力を入れていたコダックはトイカメラに近いモデルが多かったが、ローライの2機種、特にSL26はツァイス・イコンのContaflex126と並んでクラス最高級機種と言っていいだろう。ほとんどの126カメラが目測ピントのコンパクトカメラだったのに対し、SL25はレンズシャッター式一眼レフで、28mm、40mm、80mmとレンズ交換ができる。レンズの後群はボディに固定、前群のみ交換する方式で、贅沢なことにいずれもツァイス製のテッサー(Tessar 40mm/2.8 と「前群」を意味するPro-Tessar 28mm/3.2 & 80mm/4)である。だから、小さな手のひらサイズのカメラとはいえ、写りは折り紙つきだ。

追針式露出計内蔵のマニュアル露出で、最速シャッタースピードは1/500。A26に加えてSL26も使いたくなった理由は、レンズ交換式であることと、マニュアル露出であることにより、より正確な露出制御ができるためだ(A26はプログラムAEのみで露出補正もきかない)。コンパクトなA26は、サブカメラとして使ったり、プライベートな記念写真撮りにはとてもいのだが、「ましかく写真」を中心に撮りたいと思った時に、メイン機に求めるものとして、この2つの要素は絶対であった。

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それにも増して、インスタマチックカメラのことを調べているうちに初めて知ったこのカメラの流麗なデザインに、一目惚れしてしまった。こんな美しいカメラは見たことがない。デンマークから取り寄せたこの交換レンズ3本セットの個体は、機能万全、外観もほぼ無傷の良品であった。早速空シャッターを切ると、小さなボディから「バコン!」とハッセルばりの全力のシャッター音。実に心地よい。

そして、テスト用の135フィルムを空の126カートリッジに詰めてテストしてみると・・・シャッターが降りない。巻き上げはできるが、シャッターボタンが物理的に押せないのだ。どうやら、ボディ側のフィルム送り用のポッチがパーフォレーションにしっかりはまらないと、シャッターチャージができない仕組みになっているようだ。説明書には、コマダブリや多重露出のトラブルが起きない機構になっていると書いてあるのだが、その親切機能が、詰め替え利用ではアダになってしまった。実は事前に海外サイトをチェックして、「フィルムは送れるがシャッターがチャージできない」という問題の概要は掴んでいた。SL26を詰め替えで再生している例はネット上にはほとんどない。

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巻き上げレバーを巻き上げると、上の写真の赤丸で囲ってある突起物がパーフォレーションに引っかかり、フィルムを送るわけだが、これがしっかりパーフォレーションにはまらないと次のシャッターがチャージされない仕組みなのだ。下の写真のカラーネガが本来の126フィルムなのだが、このように等間隔で1コマにつき1つ大きめの穴が空いていると、前記の機構が働くのだが、135フィルム(下の写真のモノクロフィルム)だと穴の間隔も大きさも違うので、適当に引っかかってフィルム送りはできるものの、シャッターチャージまではされないということのようだ。

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ならば、理屈としては、135フィルムのパーフォレーションを6コマごとに間を切り欠いて穴を広げればうまくいきそうだ。しかし、それを暗室で手探りでやるには、精巧な治具を自作しなければなるまい。そして、その僕にはその技術はない。ならば、全てのパーフォレーションの間にカッターで切り込みを入れれば良いのでは?それならフリーハンドの手探りでもできそうだ。早速実験すると、シャッターは切れた!だが、これは結局、上側のパーフォレーションの部分をほぼ切り離すということであり、ラボの機械現像ならば問題ないかもしれないが、僕の場合はモノクロフィルムの小型タンク現像(自家現像)が主である。パーフォレーションの片側が切れたり切れかかっているようなフィルムでは、タンクリールに巻くことができない。

その解決策として考えたのが、「パーフォレーションの間に、1コマ置きにカッターで切れ込みを入れる」という方法。「パーフォレーション部分がフィルムから分離しない範囲で、突起がハマる確率を最大限に上げる」という理屈だ。まずは、ジャンクフィルムを使って目で見ながらやってみると、うまく行った。ちゃんと巻き上げてシャッターも切れるし、リールにも巻ける。じゃあ、これを手探りでダークバッグ(チェンジバッグ)の中でできるかというと、練習すればできそうな感じ。パーフォレーションにカッターの刃を沿わしていくとカタカタという手応えがあるので、一コマおきに力を入れて切り欠いていけばいいのだ。適当な定規を作って何度か練習してから、本番フィルムを1本作ってみた(135フィルムの126カートリッジへの詰め替え方は【126フィルム インスタマチックでスクエアフォーマット】 ローライ A26復活への道 を参照)。

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↑ダークバッグの中で自作の定規状のものにフィルムを挟んで手の感触でパーフォレーションの間にカッターで切り込みを入れていく。こういうかなり適当な治具でもどうにかなるので、器用な方は是非、126フィルムと同じ間隔で大きい穴を作る治具を作ってみてはいかがだろうか?成功したら、ぜひ、ご報告願います。

で、「1コマおきの切れ込み」によって、初めてSL26で撮れた写真がこんな感じ。135フィルムを詰め替えると、パーフォレーションが上下にあるために、上のパーフォレーションは絵に重なる。これも良くて、僕はインスタマチックにこだわるのだ。↓

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford HP5 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 80mm F4 Ilford HP5 Plus(135→126)

下がこの最初のネガ。コマ飛び、コマダブリが激しいのは切れ込みが甘いのと、巻き上げの力加減などカメラの操作に慣れていなかったせいだ。これもLomography的な味と見れば、これでOKだし、もし確実にコマダブリを避けたければ、僕がA26でそうしているように、1コマ飛ばし(1枚撮るごとにレンズキャップをつけて空シャッターを切って、フィルムを送り、次のコマを撮る)をすればいい。下の2枚目の写真のネガが、1コマ飛ばしで撮ったものだ。それ用のレンズキャップセットも作った。3本のレンズがいずれも口径が違うのがちょっと不便ではある。

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僕のこのラフなやり方は、「カッターで傷をつけてしまってもPhotoshopできれいにするからいいや」という、フィルム現像の後がデジタル暗室であり、なおかつある程度後処理の技術を持っていることを前提としている。また、126フィルムは後期のものは24枚撮りが多いが、詰め替えの場合はかなりキツキツ巻かないとカートリッジに収まらない。僕は巻き上げトラブル防止と、切れ込みを入れる作業を楽にするために12枚撮りオンリーにしている。だから、1コマ飛ばしにすると6枚撮りになってしまう。広い暗室と精巧な治具があればきれいに24枚撮りのネガを作ることも理屈としては可能だが、カートリッジも10個ほど確保したし、僕は今のやり方でしばらく続けていくつもりだ。1枚ずつ大事に、「バコン!」と撮っていくのは、とても楽しい。

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

僕が、今スクエア・フォーマット、しかも6x6ではなくて126にこだわるもう一つの理由は、Instagramである。まだ始めて間もないのだが、とても現代的なSNSで、写真を1枚パッと世界中の人に見せたい時には重宝する。外部アプリを併用すれば横位置も縦位置も投稿できるのだが、デフォルトはスクエアである。これは、前世紀の「お手軽写真」であるポラロイドとインスタマチックへのオマージュだとのこと。Instagramは、スマートフォンでの閲覧が前提なので、フィルムに当てはめれば小型サイズのスクエアになるという感覚は、なるほど、と思う。126の正当な後継者がInstagramだということを知ったのは、A26とSL26を再生した後のことではあるのだが、Instagram方面から引力が働いたのは間違いない。

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 80mm F4 Ilford HP5 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 80mm F4 Ilford HP5 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

まさにミニ・ハッセルという形容がぴったりのSL26だが、小型軽量な点を生かして、田舎の村や地方都市を散歩しながら「人のいない風景」をゆっくりスナップするのに、うってつけのカメラだ。A26とうまく使い分けて、こちらも自分の個性を主張する道具として熟成させていきたい。

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 80mm F4 Ilford HP5 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 28mm F3.2 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Tessar 40mm F2.8 Ilford FP4 Plus(135→126)

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Rolleiflex SL26 Pro-Tessar 80mm F4 Ilford HP5 Plus(135→126)

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by hoq2 | 2016-08-11 15:08 | カメラ | Trackback | Comments(9)

【21st Century Snapshot Man】2016 7/30  <Plastic City>  西東京・ひばりが丘

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

昭和の時代のマンモス団地の代名詞だそうである。そのあたり、あまり詳しくなくて、僕は団地と言えば「ひばりが丘」よりも「高島平」のイメージを持っていた。練馬で仕事があった帰りに「どこかで街頭スナップをしていくか」と、安いコインパーキングを求めてフィアット・パンダを流していたら、いつの間にかこの地に入っていた。「ひばりヶ丘」という駅名も初見で、道路標識を見て「団地っぽいな。面白いかな」と、実になんとなく来たのである。

高度成長期型の団地ではあるけれど、開発された1959年当時の面影よりも、再開発後のもっと新しい高層住宅群と再開発途中の更地が目立つ。西東京市というと昭和生まれにはピンと来ないけれど、要は田無と東久留米にまたがるあたりである。僕にとっては街頭スナップ処女地で、新鮮な、全く歩いたことのない土地だ。でも、どこかで見たことのある町だな、と思ったら、『ドラえもん』だった。のび太の町は昭和の練馬区にあり、もともとドラえもんが暮らしていた22世紀ののび太の子孫の家は「トーキョーシティー ・ネリマブロック・ススキガハラストリート」にある。タイムマシンでのび太が何度か訪れるそこは、人工的な高層住宅街だ。僕の記憶の片隅にあった藤子F不二雄先生の描く近未来のネリマと、地域的に近い21世紀のひばりが丘が重なったのだ。子供の頃、はるか未来に感じていた22世紀も、もうそう遠くはない。

とはいえ、団地街からちょっと外れた裏路地には、まだ少し昭和の面影が残る。

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 Tokina 16-28mm f2.8

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Canon EF 135mm f2.8 (with soft focus) Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

僕も子供の頃、下町めいた町の中にぽっかりとある団地に住んでいたので、こういう既存住宅地と団地のコントラストは懐かしい。ひばりが丘は再開発が進み、団地としてこれからも時代に即した形で生き残っていくだろう。一方、もっと都心に近い僕が住んでいた“ムラ”は、ダムの底に沈むように消えていく運命にあるようだ。いずれにしても、昭和の面影はどんどんなくなっていく。それがスクラップ・アンド・ビルドの日本の都市の宿命とはいえ、少しはノスタル爺な気分に浸ってもバチは当たらないだろう。

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 Tokina 16-28mm f2.8

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

昭和、あるいは20世紀の団地のイメージは「鉄筋」である。平成・21世紀の今は、プラスチック度が増している。技術革新の一側面は、コストをより安く抑えることにある。庶民にもそこそこの品質のものが行き渡ることが社会の発展とイコールであるのならば、モノが安っぽくなっていくのはある程度仕方がない。今の世で、いくら金持ちでもベルサイユ宮殿を作るのは不可能だろう。昔のものの方が品質が良かったというノスタル爺的な愚痴を最近よく聞くようになったが、それは当たり前のことなのだ。家1軒と同等の価値があったライカM3と、安月給のサラリーマンの手に届く今のミラーレス一眼とを、同じ土俵で語ってはいけない。

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 EF135mm f2.8 (with soft focus)

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 Tokina 16-28mm f2.8

とはいえ、新しいほど良いというわけでもなく、情報の平等が達成されつつあるこれからは、個人個人が情報収集したうえで、それぞれの「ちょうどいい」を求めていく時代になっていくだろう。撮影機材に関して言えば、僕の場合はまだ進化の過程にあるデジタルカメラのボディは最新のものを使っていたいが、レンズに関してはフィルムカメラ用としてピークを迎えた一世代か二世代前のものが、ちょうどいい。だから、マウントアダプターを真面目に積極的に使う。モノクロ写真については、現在のデジタルによる「再現」ではだめで、モノクロの時代に頂点を極めたフィルムを使いたい。もちろん、何が「ちょうどいい」かは人それぞれだが、一定のセンスと教養があるのならば、前を向いたり後ろを振り返ったりが混在して当然だと思う。

この日は、東京都知事選の投開票日の前日だったが、政治に関しても、右左のイデオロギーの二元論はもうやめにしていただきたい。一つ一つの事柄について、正しい情報をもとに、それぞれが右往左往しながら「ちょうどいい」を見つけることの積み重ねが、民主主義なのだ。

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Canon EOS5D Mark3 Tokina 16-28mm f2.8

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11 

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Canon EOS5D Mark3 Tokina 16-28mm f2.8

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

団地の一角の公園にモノリスを見たあたりから、少しずつ意識が単調さの中で静かな悟りめいたアドレナリンに沈んでいく。暑さのせいばかりではないだろう。地方では同じような一軒家が集まる新興住宅地を「団地」と言うが、ここのような高層団地に限らず、僕はこういう人為的な住宅街を歩いていると、繰り返しの美学に酔うことがある。そして、何も考えずに、単調さの中にある違和感に向けて、自動的にシャッターを切ってしまう。

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Canon EOS5D Mark3 EF135mm f2.8 (with soft focus)

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 EF135mm f2.8 (with soft focus)

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Sony α7Ⅱ Sigma 35mm f1.4 DG art Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 EF135mm f2.8 (with soft focus)

飛行機の轟音と共に、何かプラスチックが燃える臭いを嗅いだ時のような、頭痛を伴う光景に出会う夕刻でもあった。決して、それにネガティブな感情を抱いたわけではない。写真的にはむしろ気持ちいい時間であった。

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Canon EOS5D Mark3 EF135mm f2.8 (with soft focus)

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Sony α7Ⅱ Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 ZE Mount Converter Sigma MC-11

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Canon EOS5D Mark3 EF135mm f2.8 (with soft focus)


   
    
      

by hoq2 | 2016-08-06 23:06 | 写真(Street Snap) | Trackback | Comments(0)