「アイメイト・サポートカレンダー」桜の季節
2014年 04月 03日
アイメイトとは、アイメイト協会が育成している盲導犬のことです。一般名詞の「盲導犬」が「パソコン」ならば、アイメイトは「Mac」のようなものになります。日本の盲導犬の歴史を作った故・塩屋賢一氏直系の最も歴史と実績のある正統派の育成団体です。
アイメイトの育成には多くのボランティアの方々が関わっており、アイメイト後援会はその中心となるボランティア団体です。チャリティグッズの販売はその活動の一つで、収益はアイメイト協会に寄付されます。『EYEMATE support goods SIDE STORY』では、グッズにまつわるサイドストーリーや制作秘話などを不定期で掲載します。商業目的のグッズではありませんので、商品の宣伝よりも、アイメイトのことをより深く知っていただくための読み物として展開していく所存です。どうぞよろしくお願い致します。
『アイメイト・サポートカレンダー』の撮影は、秋の販売開始に向けて撮影も佳境を迎えてきました。撮影の順番は、背景の季節感でいうと【紅葉】→【雪】→【桜】→【夏の海など】となります。この間に、子犬など特に季節感にこだわらない撮影が挟まります。今回は、『アイメイト・サポートカレンダー』の「桜の風景」のお話です。(内村コースケ/アイメイト・サポートカレンダー撮影担当)
さて、東京都内は今がまさに桜のピークですね。昨日(4/2)、練馬区のアイメイト協会の近くで、歩行指導員による訓練の様子を桜をバックに撮影しました。
「日本の街はごちゃごちゃしていている」「統一感がなく薄っぺらい」「街と田舎の境がない」「どこを見回しても人工物や下世話な看板がある」ー。よく言われることですが、僕も事実だと思います。風景を「切り取る」ことで表現をする写真家としては、それが逆に面白いとは思うのですが、その話はここでは置いておきましょう。
そんな日本の風景でも、ひねくれ者の僕ですら、例外的に文句なく普通に美しいと思うのが桜の季節です。『アイメイト・サポートカレンダー』でも、これまで多くの<桜の風景>を取り上げてきました。
【2011年 4月・リタイア犬】
【2012年 4月・不適格犬】
【2013年 4月・不適格犬】
【2014年 3月・不適格犬】
【2014年 4月・リタイア犬】
これまでは、桜をバックに不適格犬・リタイア犬と引き取った奉仕者のご家族との触れ合いをテーマにしてきました。2015年版は、趣向を変えて歩行指導員による訓練風景にしてみました。場所やアングルを変えて4〜5カット撮りましたが、そのうちの一つをご紹介します(これが採用されるかどうかは分かりません)。
『2015 アイメイト・サポートカレンダー』は、この秋の発売になります。
その他のグッズの売上も、アイメイトの育成のために役立てられます。ぜひ、アイメイトサポートグッズ・オンラインショップをご利用ください。
アイメイト後援会の活動内容や、繁殖奉仕などのボランティア活動については、アイメイト後援会HPをご覧ください。アイメイトの育成は、皆様のご協力によって成り立っています。