蓼科山・浅間山ほか 冬の空・快晴と夕暮れと
2012年 12月 14日
【Nagano Snapshot】 山/八ヶ岳・蓼科山・車山で書いたように、山をちゃんと撮り始めました。言うまでもなく、長野県といえば山。ごく個人的視点なリアルな町の風景と、みんながイメージする山、これを両輪で撮って行かないと、今定住している長野を映像的に理解することはできないと思ったからです。
先に引用した日記では「山」をNagano Snapshotの中で展開するようなことを書きましたが、やはり写真の質が全然違うので別カテゴリ山を立てました。
何が違うかと言うと、見て判断してもらうのが正解なんですが、一応説明しておきましょう。単純にこれはLandscape、風景写真です。同じ山を撮っても、写真家の動きからすれば、スナップは「動」、風景は「静」。同じ瞬間を切り取るということでも、スナップの場合は0コンマ何秒の世界、風景は1分とか10分の単位かもしれません。王道は三脚を立ててゆっくり待つという方法なのでしょう。
自分の場合は、新しいジャンルへの挑戦なので勉強のために王道は撮りますし、今回も撮りましたが、多分、そういう写真はあまり人には見せません。王道をふまえた上で、自分らしいクセのある写真が目指す所です。
今回は、雲ひとつないクリアな青空の下、白樺湖から望む蓼科山と、浅間山など車で通りがかりの夕暮れに挑戦。シチュエーション的には王道です。PLフィルターも使ってみました。習作的側面がまだまだ残っていますが、「きれいだけどつまらない」と感じていた王道に対し、「きれいだけど、(いい意味で)なんか引っかかる」カットを選んでみました。例によって分かりにくーい落とし所を狙ってます。
機材は「きれいだけど」を実現するため、高画素フルサイズボディ(5DMK3)に、自分の所有レンズの中では風景撮影に向いていると思われる3本のショートズームを使ってます。いずれも少し古い型か現行であっても微妙に古い設計のレンズですが、そのあたりがちょうどいいのではと思っています。これも分かりにくーい落とし所ですが。
・Tokina AT-X 16-28 F2.8 PRO FX
・Canon EF24-70 2.8 L
・Canon EF70-200 2.8 L
・Canon EF300mm 4 L IS
あっ、これ ↑ は王道っぽい。でも、いいのだ。他にもこういう写真は撮ってます。将来的に計画しているビジネスのために。その辺はこすっからいことも考えている。
超理想はこういう音楽が聞こえてくる写真。もっと強く、もっと美しく、もっと厚みが欲しい。高校の時、乾徳山で撮れたのですよ。ASA(ISOじゃない)3200のネガカラーで。でも、デジタルとアナログは違います。同じ事はできない。
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