【釣り】アイナメが釣れた(東京湾の食糧事情)
2010年 12月 21日
日曜日の夜、横浜の幸浦に釣りに行った。ここで今まで釣ったのは、多い順にメバル、カサゴ、メジナ、アジ、キス、セイゴ(フッコ)、アナゴ、クロダイ(チヌ)。夜釣りの電気ウキ釣りのみでこれだけ釣れるのだから、良い釣り場だ。そして今回初めて、アイナメが釣れた。正確には同行した友人が釣った。そして調理して食スことを一任されたので、ここに報告する。
ほかに釣れたのはいつもの小型のカサゴたくさんと、アジが少々。幸浦という場所は、神奈川側の東京湾(陸っぱり)で、食べられる魚がいるボーダーラインだとこれまでの経験から僕は判断している。都内はもちろん全滅、千葉側は釣果が少なくまだ判断がつかない状態だ。横浜は釣りができる場所自体が少ない(港湾の管理が厳しい)が、幸浦〜八景島間は釣り可。その中でも一番東京寄りの一角のみ、メバルは食べて味がアヤシイ、という場所がある。ほかの魚種はぜんぶ普通においしい。だから「食ス場合のボーダーライン」に設定しているのだ。
食べてアヤシイというのは、具体的には重油とタミヤ・エナメル塗料の味がするということ。僕は体を張ってこの調査をしているが、都内湾奥のセイゴ(ほかの魚種はほとんど釣れない)はall NG・舌のシビレや嫌な脂っこさがクチに残ることもある。川崎港のメバル・メジナもNG(メバルは瞬殺で下痢)・セイゴはOK、川崎・浮島のカサゴ・キス・メジナはOK(メバル・シーバスは最初から食べるのは断念)、という結果が出ている。
さて、今回のアイナメは35cmとなかなかの型だ。釣った時の友人の「おーし!」という叫び声が忘れられない。こいつは皮付きで3枚におろしてムニエルふうに。
アジは3枚におろしてからタタキに、カサゴはぶつ切りにしてトマトスープで煮込んだ。
どれも、非常においしかった。アイナメは、カサゴよりもふんわりとした身でした。僕は料理はほとんどしないが、魚だけはこんなふうに真似事めいたことはできます。