【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part3

「アドリブ旅行」
往年の「こち亀」の名エピソード
から拝借したこのフレーズが気に入っている。目的地不明、先の見えない旅。子供の頃からそういうロードムービー的な体験に胸が踊る。地についた足を離し、移動を開始する。その瞬間、肉体と精神が正真正銘の浮草になる。そして、社会や生きることのしがらみから自由になったような錯覚に陥る。

レンタカーの回送という仕事をご存知だろうか。ここではあえて詳細な説明をしないが、次から次へと乗り捨てられたレンタカーと鈍行列車を乗り継ぎ、全国の<下道>と<在来線>をぐるぐる巡って僅かな報酬を得る仕事である。次の目的地は直前まで分からない。

その点だけを捉えれば、自分にとってはこれは究極の「アドリブ旅行」である。ここでは、回送員として「稼働」した日々のロードムービー的な断片にスポットを当て、後のための忘備録を兼ねて写真と文章で記録していきたい。



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【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part1
【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part2
【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part4(完)

Part2からの続き。
この仕事は自宅からの「直行直帰」である。僕の場合、東京の下町を起点にしている。だから、スタート1本目は都内か神奈川千葉埼玉がほとんどだ。そこからどこへ行くかは様々だが、北関東とか山梨、静岡あたりが多い。そして、また都内に戻って出直し、っていうようなことも多い。そんなふうに一日に2回も3回も上京するなんてこともあるわけだ。

今回は、新百合ヶ丘からスタートして、千葉を経て茨城で一泊、また新百合ヶ丘に戻って・・・ついに来た東北!池袋で車を引き取って山形へ迎えという指令が来た。都内から下道のみの最北記録は、前回・初稼働の宇都宮だ。プライベートでは高速を使うから、せいぜい学生時代の筑波くらいかなあ。だから、山形なんてどれくらいかかるのか、宇都宮以北はどんな沿道風景なのか、ほとんど見当がつかない。

さあ、未知の道へ!と、その前に・・・話は昼飯時に戻る。

僕は国内外あちこちを転々としているが、ホームはやはり東京であり、その中でも本籍地の葛飾区あたりは馴染み深い。茨城から水戸街道を下って金町、亀有と来たところで、「ちょっと寄り道してでも」とわざわざ行きたくなる店がある。綾瀬(足立区になるが、同じエリア)の定食屋である。褒めるんだから、ズバリ良いでしょう『味安』です。パンダグループです。

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海原雄山とかそういうんじゃあ、ないんです。唐揚げとか焼き魚とかマグロブツとかコロッケとか、東京の下町では「普通のもの」をバイトじゃないオヤジ、オバちゃん、おばあさんたちが、ちゃんと「普通に」作ってくれる。一応無添加を謳ってるけど、別に自然食とか無農薬ではなく、味付けも東京風に普通です。価格もデフレでも高くもなく700円とか850円とかとリーズナブルに普通。普通のものを変に気取らずにちゃんと真面目に作って普通の値段で提供する。こういう店、ありそうで滅多にない!昭和にはあったのかもしれないが、今はない!食べ物には静かな僕ですが、数少ない贔屓店なのだ。

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さて、話は戻って山形行きの車を引取りに池袋へ。新宿駅から山手線に乗り込む頃にはすっかり日が落ちて・・・

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ああ、もうすぐクリスマスなんだなあ。日本の商業的盛り上げがうるさいクリスマスは嫌いだったが、最近はだいぶマシになってきた。チャゲアス?その後マライア・キャリーだっけ。そのあたりのクリスマス・ソングが流行った頃は、呪文のように繰り返し聴かせられて気が狂いそうだった。今は、著作権絡みで町から音楽が消えてしまったけれど、こういう点ではありがたい。ミッション校の本来のクリスマスが淡々と上品である。

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それはともかく、これから先の道のりを考えると、ちょっとした冒険気分である。東北の本物の冷え込みもあるだろう。その前に、とにもかくにも確認しなければ。「スタッドレス、OK?」 < part4 へ続く>

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【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part1
【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part2
【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part4(完)


【今回使用機材】

    

by hoq2 | 2014-02-14 02:16 | 写真(アドリブ旅行) | Trackback | Comments(0)

【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part2 〜 意外!茨城はかわいらしかった!

「アドリブ旅行」
往年の「こち亀」の名エピソード
から拝借したこのフレーズが気に入っている。目的地不明、先の見えない旅。子供の頃からそういうロードムービー的な体験に胸が踊る。地についた足を離し、移動を開始する。その瞬間、肉体と精神が正真正銘の浮草になる。そして、社会や生きることのしがらみから自由になったような錯覚に陥る。

レンタカーの回送という仕事をご存知だろうか。ここではあえて詳細な説明をしないが、次から次へと乗り捨てられたレンタカーと鈍行列車を乗り継ぎ、全国の<下道>と<在来線>をぐるぐる巡って僅かな報酬を得る仕事である。次の目的地は直前まで分からない。

その点だけを捉えれば、自分にとってはこれは究極の「アドリブ旅行」である。ここでは、回送員として「稼働」した日々のロードムービー的な断片にスポットを当て、後のための忘備録を兼ねて写真と文章で記録していきたい。



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Part1からの続きです。

2度目となった今回の稼働の初日は、6号線沿い、霞ヶ浦へ注ぐ恋瀬川の手前で車中泊。前回はまだ季節的にはギリギリ秋だった。北関東は独特の寒さがあるが、2泊目の宇都宮でもまだ寒さは感じなかった。それが、今回は普通に寒い。夜中など車の外は凍てついていた。

早朝、霜に縁取られた地面を見て、「ああ、もっと暖かい季節にこの仕事を始めれば良かったかな」と少し後悔した。冬場の行き先が暖かい静岡や西日本方面だったらまだ良い。でも、多分自分は「北」担当ぎみで回されるだろうな、という予感があった。たいした根拠はないが、妙に確信めいた予感だ。

ともかく、“寝車”の納車予定時間が迫っていたので、北関係の考え事を中断。車窓を流れる町並みは、ほどよい風情がありそうだ。後髪を引かれつつ車を届け、まっすぐ石岡駅へ。常磐線に乗って次の引取先は日立。そこで車を引き取って、一旦スタート地点の新百合ヶ丘へUターンする。この時点でそこまでの道程は決まっていた。

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石岡から6駅先の水戸で乗り換え。朝の通勤・通学時間帯に県庁所在地の水戸へ向かうだけに、それなりに混んでいる。僕は電車通学・通勤は東京でしか経験がない。正確には、ロンドンでもあるが、海外のことはここではひとまず置いておく。ともかく、地方都市のラッシュに加わるのは、これが初めてに近かったのだ。

ドブネズミ色の背広集団に巻き込まれる東京の通勤ラッシュに比べ、女子高生・OLの比率が圧倒的に高い。オヤジ連は車通勤が中心なのだろうか。高校生たちは意外に素朴感が強い。ギュウギュウに混んでいるわけでもないし、ラッシュなのにホノボノ感がある。ただし、北関東を支配する『下妻物語』のイメージも強い。あっちは群馬か。しかしまあ、アレだ。

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常陸多賀駅で降りると、あれっ?猫駅長?

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カメラを向けると、ひと睨み効かせてすぐに寝てしまった。ベンチのそばに餌が置いてあり、どうやら通い猫らしい。あとでネットで調べると、もう少し小さいころの写真も出てきた。駅は朝飯後の二度寝の定番スポットらしい。二度寝は、いい。日本でももっと推奨すべきである。

これでこの駅にまた来る楽しみができた。次回は駅員さんに詳しい話を聞いてみるかな。

駅を出て、こじんまりとしたメインストリートをまっすぐ歩く。猫の印象が強いからか、なんとなくかわいらしい町である。

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茨城の人はケーキ好き、と聞いたことがあるが、今回はなんとなく甘党な感じのカワイイ側面が見られたような気がする。それはそれで非常に新鮮で好印象な茨城体験であった。

そして、車に乗り換えて6号線を延々と東京方面へ。part3へ続く。

【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part1
【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part3
【アドリブ旅行02】 初の東北進出 Part4(完)

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【今回使用機材】

    

by hoq2 | 2014-02-05 02:42 | 写真(アドリブ旅行) | Trackback | Comments(0)

3匹勢揃い

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うちには2匹のフレンチ・ブルドッグがいます。ちょくちょく面倒を見に行ったり預かったりする実家のゴールデンを合わせると家族に犬が3匹います。

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もう老犬の域に達したゴースケ。風貌も性格も歳相応にくたびれ丸くなってきました。

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1歳年下のマメは白髪は増えたきたが、相変わらず女子っぽい。

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6歳のマリーはまだまだ若い。つーか、結構いい年の割に中身は全然子供。

天真爛漫なマリーとクセモノのゴースケ、自分が世界一かわいいと思っているマメとは決して仲良くはありませんが、5日ほど蓼科の家で一緒に過ごしています。

ということで、ごく普通の記念写真で絵日記。

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ゴースケとマリーの絡みは少ないが、マメとは距離を置きながらも一緒に枝をかじったりもします。

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そして、マメとマリーで諏訪湖一周の旅へ。ドッグランで少し遊んでから湖畔を歩く。

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しかし、諏訪湖一周は16kmあり、とても一周は無理。1/3くらいで引き返す。

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そして、人生初の足湯にも(僕が)入った。

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今日は春のように暖かかったけど、明日は寒いらしい。明日、続きを歩くか?

by hoq2 | 2014-02-04 00:26 | 日記 | Trackback | Comments(0)