【横谷峡】 夏休みっぽいこと

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この夏は蓼科も暑い。標高1400mの自宅はクーラーいらずだけど、これ以上暑くなると危ない。救いは、ちょうど世間の盆休みと猛暑が重なっていることか。仕事なんてとてもできませんね。ふだんはカレンダー通りでない僕の生活も、夏休みに限っては世間と合わせています。

そこで、少しでも夏休みっぽいことをと実家のマリーも連れて横谷峡へ。ここは遊歩道が整備されていて夏も涼しくて良いのですが、今年はさすがに川辺にいかないと暑い。特にマリーはレトリーバーなのでずんずん川に入っていきます。ちなみに渓相・アプローチとも最高だが、温泉成分(硫黄)が含まれているので魚はいません。


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ゴースケは今回は留守番だったので、昔の写真を。

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さすがに疲れたようです。家につくとバタリ。

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古いですが、『WAN』2008年8月号で夏の犬連れ蓼科旅行の特集をしています。横谷峡のほかに犬連れで楽しい場所や犬歓迎のペンション等の紹介もあります。表紙はマメ! 


by hoq2 | 2013-08-15 03:56 | 日記 | Trackback | Comments(0)

東京でスペインをポ〜ンと

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NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200


タバコをやめた。これまで20年以上あらゆるストレスを煙に変えてきたから、生きる上での勝手が全てにおいて違う。クリエイティブな面で言えば、無タバコはハッキリ言って良くない。たとえ小さなものでもゼロや1から何かを生み出す精神的ストレスというのは相当なもので、それをニコチンやアルコールの力なしに乗り越えるのは大変だ。ニコチンが抜けてしまうとそういうことをするのが面倒くさくなって来るのだ(僕は酒はもともと全くやらず、その分ヘビースモーカーだった)。逆に薪割りなど、作業的な肉体労働はガンガンやっても平気だ。医学的な体力はやはり上がっている。

そんなわけで、今、このブログに載せる超個人的なスナップ作品については少し模索中なのだ(仕事の写真は結構変わらず撮れている)。ストレスを煙に変えながら被写体にもう一歩、あと一歩と踏み込むのが難しくなっている。その分、なんというか出会い頭に「スーッ、ポ〜ン」と撮ることができている。まだ離脱症状で頭がボーっとしている時間が長いので、クリアにシンプルに瞬発力で、という感じではなく、ゆっくりとした精神と肉体の動きの流れからの「スーッ、ポ〜ン」である。これは僕にとっては新しく、しかし、部分的には懐かしい撮り方である。まだそれほどタバコに依存していなかったごく若いころの撮り方に似ている面もあるのだ。

一方で、これはまだ街頭スナップ中に強いものは経験していないが、妙に風景的出会いに対してテンションが上がる時がある。なんでもない日本の街角に(観光的ではなくリアルな)スペインを感じたり、うーん、どうにも他人には説明しがたい小中学生当時以来のニコチン抜きの自然なアドレナリン分泌による快感が蘇っているのだ。なんとか、これらの新しくて古い感覚をプラスに変えたいと思っている。

だから、今回取材の行き帰りに撮ったこれらの写真も、東京がスペインになった瞬間であったりする。いや、誰にも全く通じないアレなのだが・・・


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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO100

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO200

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 露出補正-1.0 ISO200

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EOS 5D Mark III Carl Zeiss Distagon 28mm 2 ZE 絞り優先オート F10 露出補正-1.3 ISO400

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F5.6 ISO400

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F8 ISO400

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         NEX-7 Carl Zeiss Sonnar 24mm1.8 絞り優先オート F4 ISO400

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NEX-7 Sony E50mm1.8 OSS 絞り優先オート F8 ISO200

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         EOS 5D Mark III Carl Zeiss Distagon 28mm 2 ZE 絞り優先オート F8 ISO200



   

 

by hoq2 | 2013-08-08 00:40 | 写真(Street Snap) | Trackback | Comments(0)

裏山ドッグラン完成

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長年の懸案だった裏山のドッグランがついに完成しました。やってみれば簡単なもんで、延べで半日くらいでできてしまいました。今は自宅にしている蓼科の別荘の裏の斜面に鹿よけのネットを張り巡らせ、敷地内の草刈りをしただけ。まあ、万が一犬が飛び出してもどうってことない山の中なので、最もシンプルな方式です。

なんでこんな簡単なことを犬たちが9歳・10歳になるまでしなかったのだろうと思うけれど、かなり急な斜面なのでドッグ「ラン」の意味をなさないと思っていたのと、藪が深くて草刈りが無理っぽいと思い込んでいた。草刈りなんかは実際やってみればどうってことないのですが、それは山に定住している今だからこそ言えるのでしょう。都会っ子のままだったら、そのやり方すら分からなかったのだから。

家の裏の森を50m四方囲みました。家自体が斜面にへばりつくように建っているので、当然「庭」というべき敷地も全て完全に斜めです。基本、ブナの林で熊笹や野バラの下草がボーボーでしたが、今年は鹿がよく食べたので少なめ。草払い機でひと通り刈れば何とか犬がケガをしないような環境が作れました。

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まあ、犬種が犬種だし、あまりに急斜面なので走りません。ボヤ〜ンと突っ立ったり、草を食ったりするくらいです。しかし、50m四方というのは思ったよりもずっと広いのでやはりのびのびできます。


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このために買ったのは「ネット」「杭」「アコーディオンゲート」「ラバーハンマー」の4点。ネットは害獣侵入防止用で長さ50m、高さ1m。大型犬ならもっと高さがあった方がいいかもしれません。杭はこの手のネット用のプラスチック製。ネット張りには自然に生えている木も利用するとして、杭は5mおきに1本計算で10本買いました。アコーディオンゲートは入口用、ラバーハンマーは杭叩き用です。下に同等品のアマゾンのリンクを貼りましたが、全て最寄りのホームセンターで揃いました。しめて7千円くらい。

   

by hoq2 | 2013-08-01 23:20 | 日記 | Trackback | Comments(0)

【EOS 5D Mark III】 最終評価・レンズ編(1) Tokina AT-X 16-28mm 2.8 FX PRO

EOS5DMK3を導入してから1年余りが過ぎました。本ブログのおもな主旨は、「写真」という結果を紹介することにありますが、アクセス数が多いのは機材に関することをメインテーマにした記事です。ですが、ファーストインプレッション以降、まとまってボディやレンズを評価した記事を書いていませんでした。このままでは竜頭蛇尾になってしまうので、随時ファイナルインプレッションも書いていきたいと思います。

【EOS レンズ編】
以下の所有レンズについて不定期で評価していきます。基準ボディは当然5DMK3です。

Tokina AT-X 16-28mm 2.8 FX PRO
Canon EF 24-70mm 2.8 L
Canon EF 70-200mm 2.8 L IS Ⅱ
Carl Zeiss Distagon 28mm 2 ZE
Carl Zeiss Planar 50mm 1.4 ZE
Canon EF 85mm 1.8
Sigma 105mm 2.8 DG Macro
Canon EF 300mm 4 L IS


【ボディ編】
5DMK3
5DMK2

同時進行でNEX-7編もやっています。


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非純正ですが、EOS用で今一番お気に入りかもしれない。わざわざ純正の16-35mm 2.8L(Ⅰ型)から買い換えたのです。ブランド志向の人からすれば、信じられない買い替えだと思いますが、仕上がりの絵は明らかにトキナーが上です。

僕の仕事上の主力は、2.8のショートズーム3本。報道出身のキャノンユーザーとしてはごく普通です。タムロンやシグマを使う人もいますが、主力には妥協はしないのが普通なので、多くのプロは多少無理してでも3本とも純正Lレンズを選びます。

ところが、キャノンは望遠のAFレンズが素晴らしい反面、広角が弱い。分かってはいたことですが、ボディが5DMK3になってフルサイズで超高画質化した分、これがちょっと我慢の限界を越えてしまいました。長年使った16-35mm 2.8Lは、歪曲収差が大きい。数値的にどうこうというより、その感覚的な気持ち悪さ(歪み方が悪い)に耐えられなくなってしまった。そこで単焦点を含め代替レンズを探してたどり着いたのがこのトキナーだったのです。

16-35には、現行の改良型のⅡ型がありますが、それと比べても描写はトキナーが上でしょう。レンズメーカー製を「純正品の後追い、劣化版」という冷めた見方をする人もいますが、便宜上そういう見方をするならば、本レンズはニコンの名玉AF-S14-24 2.8をお手本にしていると言っていいでしょう。

ATX16-28とAF-S14-24の共通点は、前玉が突出していて固定式フードになっており、フィルターがつかないこと、そしてズーム域を欲張っていないこと。便利さを割りきる反面、歪曲収差補正やシャープネスなど仕上がりの絵の質に徹底的にこだわっている。便利さと画質のバランスが適度に取れた所で落としているEF16-35とは、そもそもの設計思想が違うのです。僕がこのクラスの、さらには5DMK3用の広角ズームに求めるのは画質重視のモデル。キャノンEFマウントではこのトキナーしか選択肢がありません。


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25mm相当 F11

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21mm相当 F8


最近は住宅の竣工写真を撮る機会が多くなっていますが、歪みをできるだけ抑えたいこのジャンルにも、本レンズは十分に使えます。僕の場合、シフトレンズを使った伝統的な建築写真は、かえって不自然に見えることが多いので志向していません。なので、「広角ズームとしては」極限まで歪みが押さえられた本レンズがちょうどいい。どうしても気になる場合はPhotoshopのレンズ補正でカバーします。後処理をするなら16-35でいいじゃないかということになりそうですが、補正の幅はできるだけ小さい方が良い。歪曲収差に関しては、トキナーの方が圧倒的に上です(周辺光量落ちはキャノンやや優勢)。


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17mm相当 F11

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         20mm相当 F5.6


難点はやはりフィルターがつかないことですが、私はこれをアメリカから取り寄せてPLとGradualND、NDを使えるようにしています(正規の値段は高いですが、ここはしょっちゅう80%offとかの投げ売りをしている)。大きいのでお手軽というわけにはいきませんが、僕はこの3つ以外は物理フィルターは使わないので問題ありません。


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26mm相当 / Gradual ND + C-PL 使用

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22mm相当 / C-PL 使用


【基本画質 ★★★★★】
シャープネス、色乗り、解像感、歪みの少なさなどあらゆる面で下手な単焦点レンズを上回るのではないでしょうか。個人的には下手などころか、全ての焦点距離でかなりいいお値段がする単焦点よりもいいと思います。2.8Lズームと比べても、16-35mm、24-70mmのワイド端との比較でも本レンズが上回ります(ともにⅠ型との比較だが、Ⅱ型でも同じ結果と予想)。

【色味 ★★★★☆】
EFレンズに準じたシャープで繊細な表現と思います。カラーバランスはイエロー寄り(他社ボディとの組み合わせでは変わるかも)。キャノンのボディがもともとややその傾向があるが、純正レンズとの組み合わせよりももう一段階イエローが強く出ることが多いです。そのクセを把握していれば後処理できれいに合わせられる範囲なので、自分はそれほど気にしません。

【フレア・ゴースト ★★★☆☆】
盛大に出ます。前玉が突出した設計のため、コーティングでよく抑えている部分を割り引いても現代のレンズとしては逆光に弱いレンズと言えます。しっかりハレ切りをすればある程度は防げますが、光源の左右に出る虹色のフレアなど防ぎきれないものもあります。僕は写真は現実のコピーではなく、現実とは異なるレンズを通した世界だと思っているので、こうした"レンズのノイズ”も写真の一部と考えます。なので、かえって個性として歓迎する面もあります。しかし、仕事用の写真となると一般的な意向に沿う部分も必要ですから、正直困る面の方が強いかもしれません。まあ、個人的には★3つ、一般論では★2つというところです。個性としてうまく付き合えれば勝ちですね。

【AF ★★★☆☆】
16-35 2.8Lと比べれば遅いですが、広角ズームとしては十分に速く、静か。動体撮影にも十分対応可能です。問題は、フルタイムマニュアルではないこと。ピントリングを前後にカチカチと動かすことでAF/MFの切り替えをします。シームレスにAF/MFを使い分けている自分には特に、これはいただけない。ただ、切り替え方式のレンズとしては使いやすいほうだと思います。

【ピントリング・ズーミング ★★★☆☆】
ピントリングはキャノン用はキャノン回り、ニコン用はニコン回りに合わせられているのでいいのですが、ズームリングはニコン回り(キャノンと逆)のまま。これは使いづらい!いっそピントもズームも逆の方がましです。トルクはともに重め。自分にとってはピントリングはちょうどいいが、ズームリングは重すぎる。とはいえ、トータルな使用感はMFレンズっぽくしっかりしていて非常にいいと思います。

【デザイン・造り ★★★★★】
ニコン寄りのデザインですが、僕は好きです。高級ではないが、チープでもない、剛性感のある西ドイツっぽさも感じます。個人的にはとても好きな感じ。とにかく、造りはしっかりしていると思います。

【コストパフォーマンス ★★★★★】
かなり使い込んだ16-35を売ったお金で新品を買ってお釣りが来ました。それで仕上がりの満足度はこちらが上なのですから、純正との比較では満点でしょう。

【総合評価 ★★★★★】
個別評価では大きなものも含めいくつか欠点があります。にもかかわらず満点なのは、それらの欠点が長所と表裏一体だから。フィルターがつかなかったりフレアが出やすかったりするのは画質追求の副産物だし、フルタイムMFではないのは純正の半額以下なので仕方ないです。長所が飛び抜けていいだけに、個人的評価として満点です。

ちなみに、16-28というズーム域は僕にとっては16-35よりも歓迎なのです。ボディ2台持ち、ショートズーム3本のトータルで考えるからです。つまり、16-28、24-70、70-200ときれいにつながるこちらのほうが、24-70とかなりの部分が被る16-35より使いやすいと言えるのです。





※上のリンクのWonder Panaはニコン14-24用です。

by hoq2 | 2013-08-01 04:17 | カメラ | Trackback | Comments(0)