カテゴリ:アイメイト

  • バンドの方向性 Ⅱ  ~21世紀のエピタフ~
    [ 2013-04-24 03:46 ]
  • バンドの方向性
    [ 2012-12-09 02:14 ]
  • アイメイト55周年記念誌
    [ 2012-11-18 01:07 ]
  • アイメイトサポートカレンダー2013 販売開始!
    [ 2012-10-16 22:02 ]
  • アイメイト後援会HPがリニューアル!
    [ 2012-03-05 13:05 ]
  • 2013年サポートカレンダー撮影始まってます
    [ 2012-01-07 01:48 ]
  • アイメイトサポートカレンダー 2012
    [ 2011-10-07 00:06 ]
  • 『塩屋賢一とアイメイトの歩み展』 開催します。
    [ 2011-05-05 20:48 ]
  • 『アイメイト・サポートカレンダー』2012年版撮影進行中
    [ 2010-12-12 18:52 ]
  • <チャリティグッズ>アイメイト(盲導犬)クリアファイル
    [ 2010-12-07 13:35 ]

バンドの方向性 Ⅱ  ~21世紀のエピタフ~




僕は音楽を聴くのが結構好きで、子供の頃バイオリンを習っていた関係でクラシックから入り、高校生の頃からはプログレやピンク・レディーを聴いています。純粋な楽しみで即興の前衛音楽をやっていた頃もありますが、音楽を生み出す方の才能はありません。

そういうわけで、最近は写真の方で音楽と関わり続けたいと思っているのですが、このバンドも一部メンバーの前所属バンドの時代を含めれば長年撮り続けています。女性ボーカルとアコースティックギター、ベース、ドラムス&アイメイト(盲導犬)のこの新バンドになってからは2回目の撮影になります。バンドメンバーのプロフィールなど書いてありますので、ぜひ、前回の撮影時のブログを参照してください。

今回も、前回に続き、スタジオセッションの撮影。前回はまだ結成してから日が浅く、まだバンドの「色」が見えていないように感じたので、モノクロで撮りました。今回はカラーです。僕なりに感じた色を乗せてみました。

「音」とそれに伴う映像イメージは、一言で言えば70年代前半。音楽的にやろうとしていることも、究極的にはジャニス・ジョプリンとか、そういうあたりなのかな。しかし、ボーカルのレナさんは20代で、その時代の臭いを意識しているわけではないと思います。加えて今回は20代のゲストベーシストも参加しました。残りのオッサン3人とて、70年代生まれではありますが、自我が確立したリアルタイムでは80年代以降の人たちなのです。だから、ロック黄金期を実体験している人たちの出す音とはやはり違うと思います。

なので、写真的にも21世紀(現代)のデジタル画像をベースに、色あせぎみのフィルム感を乗せてみました。目の前の時代をストレートに見た「シャープで鮮やか」な映像に、遠いかすかな記憶にある時代感を重ねる。明瞭さとあいまいさを同居させる試みです。また、女子的なかわいい色合いなども少しだけ意識しました。ただし、それら全ては控えめに。分かりやすいキャッチーなイメージにならないよう、「少し手前で立ち止まる」という感じでしょうか。なぜなら、彼らが目指す音楽は決してキャッチーなものではないと思うからです。

(ここからは、写真のヒト向けです) 技術的には、RAWで撮影→RAW現像時に色温度を合わせ、彩度を抜き気味に→Photoshopでフィルム風の粒子を乗せ、微調整

という手順を踏みました。ボディは5DMKⅢとNEX-7、レンズはミノルタMC Rokkor 35mm1.8(NEX)と純正ツァイス24mm1.8(NEX)を標準レンズ的に使い、広角はトキナー16-28 2.8(EOS)、中望遠にEF85mm1.8(EOS)とコンタックスGの90mm2.8(NEX)。個性が強いレンズばかりなので、同じ処理でも結構違った結果になりました。やはりドンピシャで狙い通りの表現になったのは、本当に70年代のレンズであるMC Rokkor 35mm1.8。今のところ、このバンドを撮る時は現行の高画素ボディに70年代のレンズというセットが良いようです。次回はチノンのレンズでも使うかな。















































































最後にスタジオ外のオフショット。こちらはストレートなjpeg撮影で。やはりブログサイズでは粒状感も出ないし、違いが分かりづらいかな。まあ、それが良いと考えるのが、僕らなのですが。






by hoq2 | 2013-04-24 03:46 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

バンドの方向性



長年被写体になってくれていた the Water method Man(メソマン) が諸事情により活動休止になって残念に思っていたところ、新しいバンドと巡り合いました。新しいと言っても、メソマンの2人に元から知っている2人が合流したようなバンドなのですが、なんと、女性ボーカルなのです!音楽にビジュアルは関係ない派ですが、やはり女性の声とかわいらしいビジュアルは新鮮です。

そしてさらに! 犬がいます。





アイメイトのセラフ君。ボーカルのレナさんの甘えん坊なパートナーです。彼女はパラリンピックを目指したスーパースポーツウーマンで、現在はスポーツトレーナー。子供の頃はダンサーだったこともあり、音楽はもともと大好き。本格的にやりたくなったということで、直接的・間接的な知り合いが集まる形でメソマンのベース、ドラムス、その仲間のギターの三人と最近バンドを組んだというわけです。

僕はレナさんとは、アイメイト55周年記念誌の取材・撮影で知り合いました。



僕の同級生のミュージシャンが先日会った際に言っていたのですが、視覚というのは音楽家にとっては邪魔なものだそうです。視覚の脳に占める割合は高く、音に対する集中の妨げになる。「目明きはそのハンデと付き合っていかなければいけない」と、強い弱視のスティービー・ワンダーがもっと見えるようになる手術を拒否したというエピソードを例に挙げていました。

その点でも、今度のバンドにはおおいに期待するのですが、まだまだ「まずは合わせていく」という段階です。それぞれが気持ちよく個性を発揮していくにはもう少し時間がかかりそうです。まだバンドの「色」がないと僕は感じたので、写真もモノクロです。スタジオでの2度目のセッションの様子ですが、遠くない将来にライブをやりたいとのことです。楽しみですね。


それまでに、この動画のようにバンドの方向性について、喧々諤々やってほしいですね。こういうバカバカしいほどの「青さ」がバンドメンには必要だ!































































by hoq2 | 2012-12-09 02:14 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

アイメイト55周年記念誌



今回は、アイメイト協会の55周年記念誌「EYEMATE 視界を拓くパイオニア」の紹介をさせていただきます。

2012年は、国産盲導犬第一号ペア、河相洌(きよし)さんとチャンピイが誕生して55年目になります。この記念誌は、A4判・フルカラー80ページのなかなか立派な冊子です。

表紙は、県庁で現役バリバリで働く男性使用者です。どうですか?颯爽と歩く姿からは、目が見えない人とは思えないのでは?アイメイトと歩くとは、このように「見えている」ということなんです。表紙撮影用にお願いして今年できたばかりの東京ゲートブリッジを歩いてもらいました。55年の歴史という"ゲート”を抜けて、未来に向かって歩み続けるイメージです。ちなみに背表紙はこのようになっています。




中は以下の6章構成で、これ一冊読めばアイメイトの55年のすべてが分かります。アイメイト協会監修のもと、編集、写真、記事執筆を担当させていただきました。



アイメイト55年の歴史がビジュアルで分かる <巻頭グラビア>










歴史を作った使用者からの「メッセージ」




上のページの河相洌さんは、最初の国産盲導犬使用者です。大学生の時に失明し、すぐに自立のために国内では事実上前例のなかった盲導犬と歩くことを目指します。そして、チャンピイと塩屋賢一さんに出会い、後に続く視覚障害者のためにも、新たな道を切り開いたのです。

 聖書のヨハネの福音書9章に、キリストのもとに弟子が一人の盲人を連れてきて「この人間が見えなくなったのは誰の罪なんだ。親の罪か本人の罪か」と聞くところがある。キリストは「親の罪でも本人の罪でもない。神の栄光がこの人間に表れたためだ」と答える。これはね、ちょっと解釈しにくいんですよ。僕も最初に読んだ時は「神様の栄光なら何も見えなくしなくたっていいじゃないか」と思った。だけど、何十年も盲人として生きてきた今は、体験的に言って僕が見えなくなったのにはやっぱり特別な意味があったのだと思うようになりました。「お前は盲人として生きろ」というふうにね、神様が言ったのだと。塩屋さんとの運命的な出会いとか、具体的な裏付けが色々あっての結論なんですけれどね。
 そういう人生観というのかな、人間観を障害者は持たなきゃいかんと思います。自分が障害を背負ったということには特別な意味がある。その中で自分が力強く生きていくことが、社会全体の人々にどういう影響を与えているか。そういうふうに意識してほしい。今は社会環境も随分改善されて障害者も生きやすくなっていますが、善意の皮をかぶった根本的な差別意識というものも根強く残っていると感じます。それに負けて弱くなっちゃって、例えば「〇〇は差別語だ」などと末梢的なことにこだわって目くじら立てるような狭い根性では、盲人が普通の人間と肩を並べることはできないと思う。それが僕の基本的な考え方。だから、他の視覚障害者にもそれを望みます。


外交官の息子としてカナダで生まれ、戦中を大連で過ごした河相さんは、本当の意味での国際人でもあります。国際人として広い視野を持っていたからこそ、前例や慣習・因習にとらわれず、「盲導犬と歩く」という前人未到のチャレンジができたのだと思います。誰かに言われたから、勧められたから、というのではなく、自分で考え行動を起こしたからこそ、塩屋さんやチャンピイとの出会いが待っていたのでしょう。そして、物事を自分のことだけでは収めず、社会全体に広げて考えるのもまた、芯の通った視野の広い人にしかできないことです。私はこういう人こそが真のインテリだと思いますし、河相さん以上のインテリに出会ったことがありません。

この章では、河相さんのほかに、初の女性使用者で最古参の現役アイメイト使用者でもあり、戦後間もなくアメリカ留学を経験している戸井美智子さん、アイメイトの社会進出に尽力してきた佐藤憲さん、バス乗車や議会の傍聴に力を注いだ荻原文江さんのメッセージも掲載しています。いずれも、含蓄のある内容のインタビューになっています。アイメイト使用者とは、障害があるから社会の施しを受けているという、受け身の存在ではありません。河相さん、戸井さん、佐藤さん、荻原さんのように自ら道を切り開くために、アイメイトと歩むことを積極的に選択した人たちなのです。


塩屋賢一とアイメイトの歩み







塩屋賢一(1921〜2010)は、アイメイト協会の創設者であるのみでなく、日本の盲導犬そのもののパイオニアです。現在は、10団体がそれぞれ盲導犬を育てていますが、そのすべての始まりは、塩屋賢一が戦後すぐに出会ったシェパード犬「アスター」と共に実地と研究を重ねて編み出した成果に依っています。他の団体が一般名詞になっている「盲導犬」を使っているのに対し、「アイメイト」という呼称には、オンリーワン・オリジナルな存在だという意味も込められています。「パソコン(PC)」に対する「マッキントッシュ(Mac)」に似ています。この章では、「盲導犬」と翻訳されていた存在が、いかにして「アイメイト」になったのか、当事者の塩屋賢一の生涯と共に綴っています。


アイメイトを得ていきいきと暮らす







この章では、現役使用者10人のそれぞれの生き方を紹介しています。失明してショックを受けて閉じこもった日々を過ごした方も、飄々と先に進んだ方もいます。抱える背景や事情はさまざまで、一口に「視覚障害とはこういうものだ」ということは言えません。共通しているのは、アイメイトと暮らす「今」が輝いていること。その輝きを得るまでには、皆さん大変な苦労をされています。そして、今もその過程にいる方が大勢いることも忘れてはなりません。

この記念誌の特徴は、この章を中心に「人の物語」が多く語られていることです。大半の盲導犬関係の本、映像、報道、広報ツールなどは、「犬」を中心に語られているのではないでしょうか?これは私見ですが、「けなげ」で「かわいい」犬が、「頑張っている」。今の日本ではそればかりが強調されている。「けなげ」というのは少し違う気もしますが、確かにそれは事実です。僕も家庭犬であろうとアイメイトであろうと盲導犬であろうと、純真な犬たちが大好きです。彼らに教えられることもたくさんあります。しかし、お涙ちょうだいなだけの映画であったりと、そうした人々の犬に寄せる思いを見透かして金儲けや宣伝をする輩が多いことが非常に残念です。それは一見、犬に寄っているようで、実際は個人や組織の利や欲に犬の純真を利用している。犬差別だと思います。障害者を「かわいそう」と見下して無用なことをする善意の皮をかぶった差別に似ている。

アイメイトの物語の主役は人なのです。対等なパートナーですから、もちろん犬も主役なのですが、人の言葉で語る物語の中心は人であるべきです。犬の"言葉”を聞けない私たちが、勝手に「言葉」で解釈して語るのは傲慢というものです。だから僕は、犬の写真を撮るのです。犬について言葉で多くを語るのは失礼だと思います。

そして、アイメイト協会の理念は

「アイメイト協会の仕事の本分は人間教育である」

というものです。人に対する歩行指導を通じて、自立した人生を切り開くお手伝いをしているということなのです。「盲導犬の訓練所」というよく言われる解釈は間違っています。




What is Eyemate?






ここでは、よく誤解されたり理解が十分でない、アイメイトの実際を解説しています。

たとえば、「盲導犬」という言葉の持つ危うさに、「利口な犬が盲人を導いて歩いている」という誤解が生じやすいということが挙げられます。アイメイト歩行では、実際は十分に協会で歩行指導を受けた人が犬に指示を出して歩いています。道順は人が頭の中で覚えています。一方、犬は交差点ごとに止まったり、急な車の飛び出しなどに反応して危険を回避したりという自主判断をして安全な歩行をサポートします。だから、人の「目」であり、対等なパートナー、「仲間」を意味する「EYE」+「MATE」=EYEMATEなのです。この点も、あえて「盲導犬」とは呼ばない理由です。

また、アイメイト歩行は、同行者や白杖に頼らずに人と犬のペアが単独で歩くことです。国内の他の育成団体では、単独歩行を認めていなかったり、できなくても良しとすることがほとんどです。「視覚障害の自立支援」の理念から、単独歩行は自立の必要条件だというのがアイメイト協会の考え方です。第二号使用者の松井新二郎さんは「歩行の自由を得れば、盲人の問題は50%解決できる」と話しています。


アイメイトを支える輪





アイメイト協会は非営利の公益財団法人です。アイメイトの育成は、全国各自治体の委託事業として行われていますが、個人・団体の寄付金や奉仕活動などの善意に頼る面が非常に大きいのです。この章では、後援会活動や繁殖・飼育・リタイア犬奉仕、企業からの支援などの紹介をしています。

特に協会と接点を持たずに個人でできることもいくつかあります。後援会員の皆さんが定期的に行なっている募金活動に寄付金を寄せたり、協力企業・店舗には募金箱もあります。

私個人からはアイメイト・サポートグッズのオンラインショップからのアイメイトグッズの購入をお願いします。インターネット上のみでできるために、最も時代にマッチした個人レベルでの支援だと思うからです。グッズの収益は全額、後援会から協会へ寄付されます。ショップサイトやグッズの充実には、私も仕事として協力しています。ご意見、ご要望があればお寄せください。


尚、記念誌は非売品です。9/30の55周年記念「アイメイト・デー」の式典で配布されたのを皮切りに、現在もアイメイト協会で配布中です。私の所にも若干数残っております。この記事からのご用命はまずは私へご連絡願います。



by hoq2 | 2012-11-18 01:07 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

アイメイトサポートカレンダー2013 販売開始!



<アイメイトサポートカレンダー>の2013年版が発売されました。

収益を全額盲導犬育成団体の「アイメイト協会」に寄付するチャリティグッズです。2009年秋発売の2010年版より、毎年アイメイト協会を支援するボランティア団体「アイメイト後援会」が発行しています。2010年版2011年版2012年版に引き続き写真とディレクションを担当させていただきました。

これまでにカレンダーをご購入いただいた皆様のボランティア精神に感謝致します。

今年の表紙は、高原の別荘地の繁殖奉仕家庭で生まれた赤ちゃんたちと母犬です。アイメイト候補犬は、母犬を預かる「繁殖奉仕家庭」で生まれ、生後2カ月までそこで育ちます。薪ストーブの前でとトロトロになって寝ている親子の幸せな瞬間を切り取りました。

個人的に気に入っているのは1月の写真でしょうか。シニアの不適格犬(さまざまな理由でアイメイトにならなかった候補犬)が雪の中を走ってくる写真です。老いてもなお元気な姿、キラキラとした表情が良いです。子犬も現役のアイメイトも好きですが、僕は老犬の持つホッとするような雰囲気が特に好きです。いつか余裕ができたらリタイア犬(アイメイトを引退した犬)奉仕をしたいなあと思っています。



アイメイト協会の活動の本質は「人間教育」にあります。言い換えれば、視覚障害者の自立を支援することが目的である以上、犬が「かわいい」「けなげだ」という視点のみでアイメイトを語ることは本末転倒です。もちろん、創設者の塩屋賢一さんの「視覚障害者には情熱を、犬には愛情を」という言葉が表すように、僕は他のどの団体よりも犬に対して愛情を持って接しているのがアイメイト協会であり、協会出身の使用者だと思っています。ですが、その一方で一部の団体やマスコミが常套とする「犬」だけを全面に押し出したPR手段には首をかしげます。そして、この9月、11月のような「人」が主役の写真にこそ、<アイメイトサポートカレンダー>独自の視点があると自負しています。




また、収益による寄付金集めだけでなく、アイメイトの啓発もカレンダーの大きな役目です。アイメイトの「誕生」「成長」「現役」「リタイア」の各ライフステージを掲載写真から感覚的に理解していただければ幸いです。また、例年さまざまな角度からアイメイトの歴史や関わる人たちの活動を紹介した特集ページを見開きで設けています。2013年版はアイメイト後援会の活動紹介になっています。



カレンダーの価格は1000円です。アイメイトサポートグッズ・オンラインショップのほか、email、電話にて注文を受け付けています。詳細はこちらをごらんください。

今後とも、アイメイトへのご支援をよろしくお願い致します。新たに興味を持たれた方につきましても、ぜひアイメイト協会の深い哲学と理念をご理解いただき、グッズ購入等でご協力いただければと思います。
オンラインショップにはほかにもステキなアイテムがたくさんあります。ご覧いただければ幸いです。


by hoq2 | 2012-10-16 22:02 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

アイメイト後援会HPがリニューアル!



アイメイト(盲導犬)事業を支援する『アイメイト後援会』のHPがリニューアルされました。top → http://www.eyemate-support.org/

アドレスは今までと変わりません。従来のコンテンツを踏襲しつつ、デザインや掲載写真を一新しています。最も大きな変化は、売上をアイメイト協会に寄付する『アイメイト・サポートグッズ』のオンラインショップの新設と、会報啓発チラシのダウンロードができるようになったことです。今回、私はディレクションや写真の提供をさせていただいています。
詳しくはこちらをご覧下さい。





さまざまな形でアイメイトや使用者を支援するボランティア活動に参加する方法を解説した「how to ボランティア」のページもあります。今後ともアイメイトへのご理解とご協力をお願い致します。

by hoq2 | 2012-03-05 13:05 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

2013年サポートカレンダー撮影始まってます

アイメイト(盲導犬)育成のためのチャリティカレンダー『アイメイト・サポートカレンダー』の2013年版の撮影が早くも始まっています。2012年版の撮影が終わってすぐ、秋から現役のアイメイトや子犬の撮影に入っていますが、今年の撮影第一弾が、下の写真のラナンちゃん。



アイメイトとは、(公財)アイメイト協会が育成する視覚障害者の目になる犬のことです。アイメイト協会から巣立った犬たちは、「盲導犬」ではなく、「アイメイト」と呼ばれます。あえて世間に広く認知されている「盲導犬」を使わないのは、「盲人を導く犬」ではなく視覚障害者との対等なパートナーである、という考えがあるからです。「EYE」「愛」「I=私」の「mate=仲間」という連想から「EYEMATE=アイメイト」という呼び名が生まれました。1957年に国産盲導犬第一号の『チャンピイ』を世に送り出した塩屋賢一さんが、自らの信念を込めて1970年代から使い始め、それが今も受け継がれているのです。



アイメイト候補犬は、奉仕家庭で生まれ、子犬時代を過ごします。そして、アイメイト協会で訓練をした後、アイメイトを希望する人と共に歩行指導を受け、現役のアイメイトとして活躍します。ほとんどの候補犬はアイメイトになりますが、中には協会の判断でアイメイトとしては育てないケースもあります。そうした犬は「不適格犬」と呼ばれます。言葉の響きから、ちょっと厳しい言い方じゃない?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。不適格犬にもアイメイト同様に愛情がいっぱい注がれます。彼ら、彼女らは責任を持ってしっかり愛情を注いでくれる希望者に、家庭犬として引き渡されます。ラナンちゃんも、そんな不適格犬の一頭なのです。



飼い主さんのお話では、ラナンちゃんはアイメイトとしての素質は十分でしたが、唯一、車酔いをしやすい体質だったことが心配されたとのこと。パートナーと常に行動を共にするアイメイトは、車に乗る機会が少なくありません。無理をして車酔いを克服するよりも、家庭犬としての人生を歩んだ方が良いという協会の判断があったとのことで、1歳半で長野県の蓼科高原にあるペンションのオーナーが新しい家族になりました。



ラナンが来て10年。11歳になった今も、雪に覆われた冬の高原を元気に走り回っています。僕は不適格犬の撮影をしていていつも思うのですが、彼ら、彼女らは抜群にかわいい。愛らしさに満ちた幸せな表情を見せてくれます。仕事中のアイメイトのキリッとしたかっこよさとはまた違った魅力が不適格犬にはあると思います。

それから、私から一つお願いがあります。どうか、「不適格」という言葉の表面的な響きに引っ張られないでください。はっきり言います。アイメイト協会の用語は、他の障害者福祉関係の団体よりもストレートな表現が多いです。それは、(アイメイトとして)不適格であることや、目が見えない「盲人」であることが、少しも劣っていたり恥ずかしいことではないという確信が、関係者一同にあるからです。僕は、遠まわしであったり、イメージが柔らかな言い回しで当たり障りなくやり過ごす最近の言葉の風潮を、個人的に快く思っていません。それは、問題の本質から目を逸らす、無責任な態度だと思います。現実と正面からストレートに向き合う勇気が、本当の愛情を生むのだと僕は自信を持って断言します。

by hoq2 | 2012-01-07 01:48 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

アイメイトサポートカレンダー 2012



アイメイト(盲導犬)育成のためのチャリティグッズ、「アイメイト サポートカレンダー」の2012年版ができました。2010年版から始まり、今年が3年目になります。写真は引き続き私が担当しております。

1,000円で一般販売し、収益はすべてアイメイト育成をサポートするボランティア団体「アイメイト後援会」から、育成団体の「アイメイト協会」に寄付されます。アイメイト協会では、日々アイメイト候補犬の訓練や視覚障害者の歩行指導をしており、寄付金はそうした視覚障害者自立支援活動に使われます。

障害者福祉やラブラドール・レトリーバー、犬の幸せなどに興味のある方は、是非ご協力お願い致します。
販売のご案内と内容を確認できるHPはこちら。↓
http://d-days.net/eyemate/2012_calendar.htm

「アイメイト サポートカレンダー」は寄付金を集めるという目的だけでなく、少しでもビジュアルでアイメイトのことを皆さんに理解していただきたいという願いを込めて作っています。具体的には、アイメイトの誕生から引退後の日々までを毎月の写真で紹介しています。そのため、写真を撮る際も、単にかわいい犬の写真ということではなく、アイメイトとそれに関わる人たちの幸せな瞬間や、人と犬が共に歩むことの喜びを表現するように心がけています。「かわいい!」という感想もとても嬉しいのですが、一種のドキュメントとして見ていただければ、制作者の一人として大変嬉しいです。


将来アイメイトになる赤ちゃんは、母犬を預っている「繁殖奉仕家庭」と呼ばれるボランティア家庭で生まれ、子犬時代は別のボランテイア家庭(飼育奉仕家庭)で育ちます。


1歳を過ぎると、アイメイト協会で訓練と、視覚障害者とマッチングしての「歩行指導」が行われます。これを行う歩行指導員のお話は、『ナオ・ゴーストレート』という漫画になりました。この漫画のモデルになったのが、アイメイト協会です。


アイメイト協会での長い訓練・歩行指導を終えたアイメイトは、視覚障害者の目となり、共に人生を歩みます。


ごく少数ですが、訓練の過程でアイメイトに向かないと判断されるやんちゃっ子もいます。こうした犬は、ペットとして一般家庭に引き取られます。なにせ、アイメイトの血統でプロが一度は訓練をした犬ですから、家庭犬としては申し分なく、引き取りの希望者はとても多いのです。


現役のアイメイトにも、やがて引退の日が来ます。いつ引退させるかは使用者個々の判断になりますが、体力的に無理をさせないよう、そして、のんびりとした老後の日々を少しでも長く過ごして欲しいと、離れたくない気持ちを抑えてやや早めに引退させる方が多いようです。引退後は「リタイア犬」として一般家庭に引き取られ、使用者は次の若い犬と再び歩行指導を受けて新たな一歩を踏み出します。


「アイメイト サポートカレンダー」には、アイメイトの一生の解説など、毎年見開きの特集ページがついています。今年の特集は、アイメイトの生みの親、塩屋賢一氏の生涯とアイメイトの歩みを紹介しています。今年5月に開かれた『盲導犬の父 塩屋賢一とアイメイトの歩み展』の内容を短くまとめたものです。「なぜ盲導犬と呼ばずにアイメイトというのか」という皆さんの疑問への答えも書いてあります。


『盲導犬の父 塩屋賢一とアイメイトの歩み展』は、11月19日・20日に、埼玉県上尾市に巡回します。そのご案内はまたあらためてさせていただきたく思いますが、ぜひご来場ください。入場無料です。

by hoq2 | 2011-10-07 00:06 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

『塩屋賢一とアイメイトの歩み展』 開催します。




“盲導犬の父”塩屋賢一氏の足跡をたどる『塩屋賢一とアイメイトの歩み展』が東京・江戸川区の船堀タワーホールで5/7(9:30〜20:00)、5/8(9:30〜14:00)の2日間、開催されます(入場無料)。

盲導犬育成団体「アイメイト協会」を支援するボランティア団体の主催で、私は展示物のディレクション・制作をお手伝いしました。

アイメイト(盲導犬)に興味がある方もない方も、戦後の焼け野原から、まだ誰もやったことのないことを成し遂げた塩屋賢一の歩みを是非知ってほしいと思います。今の大変な事になっている日本だからこそ、全員がそれぞれの形でパイオニア精神を発揮しなければいけないと思うからです。

展示会のチラシと、展示パネルのうちの1枚(塩屋賢一の略歴)をPDFでアップロードしました。下記URLをクリックするとダウンロードできます。会場へのアクセス等をご確認ください。

(チラシ表)https://files.me.com/hoq1/0ccydg
(チラシ裏)https://files.me.com/hoq1/ilgeu3
(パネル略歴)https://files.me.com/hoq1/c4kwan



by hoq2 | 2011-05-05 20:48 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

『アイメイト・サポートカレンダー』2012年版撮影進行中

アイメイト(盲導犬)の育成を支援する『アイメイト・サポートカレンダー』の2012年版の撮影が早くも始まっています。昨日は、都内の繁殖奉仕のご家庭にうかがい、さらに飼育奉仕中の子犬を日比谷公園で撮影しました。

カレンダーに掲載するカットは再来年のお楽しみ、ということで、ここに載せる写真は使いません。上の写真はモデルの子犬にちょっと頑張ってもらいましたが、掲載用の写真は、アイメイトらしさと、使用者など関わる人たちとの愛情を自然体で表現するように心がけています。一方で、1カ月はずっと見るものですから、ある程度絵としてキャッチーな分かりやすさも必要と思います。ですが、これは優先度で言えば隠し味程度に考えたいと思っています。


『アイメイト・サポートカレンダー』には、一般に商品として売られている犬のカレンダーと決定的に違うところがあります。売上をアイメイト育成のために寄付するというのもその一つですが、それと並んで、あるいはそれ以上に私たちが大事にしているのが、カレンダーを通じてアイメイトのことをより理解してほしいということです。送り手側としては、啓蒙活動のツールなのだということを忘れてはいけません。

ですから、(1枚1枚の写真ではなく)全体を通じて見たときに、受け手がアイメイトと暮らす視覚障害者とアイメイトの実際の姿をより身近に感じてもらうことが第一義です。ビジュアルの表現ですから、言葉の理屈ではなく、それを心で感じ取ってもらえるようなカレンダーができれば良いな、と思います。そのため、説明的すぎず、かといってペットのカレンダーのように「かわいい」「素敵」という情緒的な部分だけが突出しないように心がけています。

でもそれは、そんなに難しいことではありません。アイメイトと取り巻く皆さんの姿をありのままに、写真として美しく撮れば良いだけですから。黙っていてもアイメイトたちは純粋にアイメイトで、周りの皆さんは愛情に溢れ、今を明るく真っ直ぐ生きています。まっすぐカメラを向ければ、それはそのまま写る。あとは、絵として美しくなるように、ちょっとだけカメラマンが工夫すれば良いだけです。

2011年版のカレンダーは現在好評販売中です。詳しくはこちらを御覧ください。http://hoq2.exblog.jp/15503940/

by hoq2 | 2010-12-12 18:52 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

<チャリティグッズ>アイメイト(盲導犬)クリアファイル



アイメイト(盲導犬)の育成を支援するチャリティグッズ、「アイメイト・クリアファイル」の新作ができました。2枚セット300円

・2枚セットです。
・各A4版、両面にアイメイト/アイメイト候補犬の子犬の写真入りです。
・画像の広い白い部分は実際には透明です。

アイメイト(盲導犬)の育成資金に充てるためのチャリティー・グッズです。収益は全額アイメイト後援会からアイメイト協会へ寄付されます。

※「アイメイト協会」=全国に9つある盲導犬育成機関の一つで、1957年に日本初の盲導犬を送り出して以来、現在までに国内で最も多い1000組を超えるペアが誕生しています。
HP http://www.eyemate.org/

<ご購入申し込み>
(電話)   03-3878-7353          
(Email)  eyemate-goods@jcom.home.ne.jp

電話またはEmailにて、アイメイト後援会・鈴木薫まで、 送付先住所・氏名、部数をお知らせください。 郵送にてお届け致します。お支払いは、同封の振込用紙にて、郵便局よりお振込ください。


こちらのデザインのものも、継続販売中です(在庫切れの場合はご容赦ください)。

by hoq2 | 2010-12-07 13:35 | アイメイト | Trackback | Comments(0)