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カテゴリ:アイメイト

  • 【ラブマスコット】 ラブラドール・レトリーバーと水辺の季節
    [ 2014-07-11 11:57 ]
  • 【サブトートバッグ】 愛子さまもお買い求めになった人気グッズに新色追加
    [ 2014-05-12 01:43 ]
  • 「アイメイト・サポートカレンダー」桜の季節
    [ 2014-04-03 13:31 ]
  • 『アイメイト・サポートカレンダー』2015 今年は子犬がすごいです!
    [ 2014-03-12 02:16 ]
  • 『アイメイト・サポートカレンダー 2014』 販売開始しました
    [ 2013-10-09 03:13 ]
  • 【EYEMATE Support goods SIDESTORY】クリアファイル2枚組D =「訓練には犬を愛おしむ心を」
    [ 2013-07-10 02:53 ]
  • 【EYEMATE support goods SIDE STORY】 イラストミニレター = 上杉一道さんとケビン、マービーの話
    [ 2013-07-04 04:10 ]
  • バンドの方向性 Ⅱ  ~21世紀のエピタフ~
    [ 2013-04-24 03:46 ]
  • バンドの方向性
    [ 2012-12-09 02:14 ]
  • アイメイト55周年記念誌
    [ 2012-11-18 01:07 ]

【ラブマスコット】 ラブラドール・レトリーバーと水辺の季節

アイメイト後援会が運営する『アイメイト・サポートグッズ オンラインショップ』の公式ブログ『EYEMATE support goods SIDE STORY』が同じexciteブログ内で展開中です。同ブログの運営と記事執筆を担当しています。こちらの個人ブログにも随時記事を転載しています。

アイメイトとは、アイメイト協会が育成している盲導犬のことです。一般名詞の「盲導犬」が「パソコン」ならば、アイメイトは「Mac」のようなものになります。日本の盲導犬の歴史を作った故・塩屋賢一氏直系の最も歴史と実績のある正統派の育成団体です。

アイメイトの育成には多くのボランティアの方々が関わっており、アイメイト後援会はその中心となるボランティア団体です。チャリティグッズの販売はその活動の一つで、収益はアイメイト協会に寄付されます。『EYEMATE support goods SIDE STORY』では、グッズにまつわるサイドストーリーや制作秘話などを不定期で掲載します。商業目的のグッズではありませんので、商品の宣伝よりも、アイメイトのことをより深く知っていただくための読み物として展開していく所存です。どうぞよろしくお願い致します。



アイメイト協会の創設者、塩屋賢一氏が育成した国産盲導犬第1号『チャンピイ』は、ジャーマン・シェパードでした。その後もしばらくは、シェパードのアイメイト(盲導犬)が続きましたが、1970年代には現在のラブラドール・レトリーバーになっています。


第1号ペアの河相洌(きよし)さんと『チャンピイ』


       現役のアイメイト『トリトン』と使用者のSさん夫妻

ラブラドール・レトリーバーになった理由はいくつかありますが、シェパードに比べて、訓練のしやすさや見た目、性格が「万人に向け」ということもあるようです。筆者が『アイメイト55周年記念誌』のためのインタビューで面会した際、河相さんはこんな事をおっしゃっていました。

「能力的にはシェパードが上だと思いますね。歩いている時もよそ見なんかしない。ラブはその点がちょっと遊び気分がある。しっぽ振りながら歩いてるでしょ」

ただし、こうもおっしゃっています。

「シェパードは忠実なだけに神経質な面がある。コントロールするには人間がよほどしっかりしてないといけませんね。それに、一般の人がシェパードを怖がるということが昔はあって、その点でも見た目がやさしいラブのほうが一般受けが良かった。それでいいんじゃないかと思いますよ」

つまり、河相さんや塩屋賢一氏が切り拓いたパイオニアの時代には、扱いは難しくても高性能な“スポーツカータイプ”が必要だった。やがて、より多くの人が共に歩き、育成に関わるようになっていくと、平均値が高い“ファミリーカータイプ”が求められるようになった。優劣の問題ではなく、時代の要求の結果であったように私は思います。

さて、ラブが先天的に持つ「遊び気分」は、現役、子犬、リタイア世代を問わず、アイメイトたちが持つ明るさや無邪気な様子でもよーく分かります。特に、もともと狩りで水面に落ちた鳥などをレトリーブ(回収)する犬種だったことから、「水」を前にするとそれが顕著に表れます。







でも、ラブがみな先天的に水が大好きかというとそうでもないようです。カヌーが趣味だという使用者の方が言っていましたが、彼女のアイメイトはカヌーには喜んで一緒に乗るけれど、水に濡れるのが大嫌いで足をつけるだけでも嫌がる。だから、陸から直接乗船できる場所を探すのに苦労するそうです。

2015年用の『アイメイトサポートカレンダー』の撮影で、先日清らかな渓流に入った飼育奉仕(2ヶ月〜1歳)中の候補犬も、最初はこんな感じでおっかなびっくりでした。



やっと水に入っても不安顔で石にしがみつく感じ



でも、最後にはちゃんと泳ぎました!さすがですね。



ちなみに、筆者の犬は泳ぎとはおよそ似つかわしくないフレンチ・ブルドッグですが、やはり1歳くらいの時にプールで無理やり泳がせたら、額に怒りマークが出てました。温泉も同様。上の撮影で、もう10年近く前のこの時のことを思い出してしまいました。





ともあれ、梅雨が明けたらレトリーバーの季節!うちも一足早く、実家のゴールデンを連れて水がきれいな渓谷に行きました。ゴールデンのマリーはずんずんと真っ直ぐ川に入って行きましたが、フレンチ・ブルドッグのマメは10歳近くなった今も、上の写真の時と変わらない。ちょこっと水に入って後は岩の上で不満顔でした。





さてさて、アイメイトグッズの【ラブマスコット】に、このほど黒が加わりました。

【ラブマスコット・白】
【ラブマスコット・茶】
【ラブマスコット・黒】

と、これで三色揃いました。



今年は、繁殖奉仕家庭で兄弟で3色いっぺんに生まれるという珍しいこともありました(その時のブログ記事はこちら)。現在、アイメイトの犬種は100%ラブラドール・レトリーバーですが、もちろん、「この色でないといけない」という毛色はありません。そして、同じラブでも、水が大好きだったり苦手だったりと、それ一つを取っても個性があります。

だからこそ、アイメイトは視覚障害者の最良のパートナーなのです。

(写真・文:内村コースケ)

アイメイト・サポートグッズの収益は全額アイメイト協会に寄付され、アイメイトの育成に役立てられます。


by hoq2 | 2014-07-11 11:57 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

【サブトートバッグ】 愛子さまもお買い求めになった人気グッズに新色追加

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一時品切れになっていたサブトートバッグ(緑)が再入荷致しました。さらに、新色のサブトートバッグ(茶)が新たにラインナップに加わりました!犬の散歩用にもぴったりと評判で、品切れとなるほどの人気商品です。

このサブトートバッグ、実はアイメイト支援のためにと、愛子さまにもお買い求めいただいております。

アイメイト後援会では、皇族方が通う学習院の文化祭、『オール学習院の集い』に毎年サポートグッズ販売等のブースを出させていただいております。今年も4月13日に行われ、愛子さまがブースにお越しになりました。そこでアイメイトの「体験歩行」のコーナーに参加していた広報犬の『スイミー』と交流されました。

スイミーはもともと東日本大震災の被災地で活躍していたアイメイトで、震災の時には使用者を高台に誘導し津波から守りました。しかし、使用者の方とスイミーはその後避難所を点々とせざるを得なかったという事情などから、現在は協会に戻ってこうした広報活動をしています。

こうしたスイミーの物語は、協会スタッフから愛子さまへも伝えられました。愛子さまは大変熱心に耳を傾けられていたそうです。

その時の様子を報じた『女性自身』5月6日号の記事から引用させていただきます。

スイミーをいたわるようになでておられた愛子さまは、“盲導犬たちの役に立ちたい”と、考えられたようだ。

愛用の赤いお財布に入っていた小銭を募金されると、サポートグッズの販売コーナーへ。グッズの売上げは協会に寄付されるという。

愛子さまは、まずボトルを手に取られ、次にトートバッグをご覧になったのだが・・・、

「ボトルは800円、バッグは1千900円でしたが、愛子さまのお財布の中には2千円。財布とグッズを見比べながら、少し困ったように考え込まれていました。どうやら小銭を募金してしまったこともあり、お小遣いが足りなくなってしまわれたようです」(前出・学習院関係者)

(中略)

この日お持ちだったのは愛子さまが中学生になられての“初“お小遣いだったのだ。

ご夫妻は少し離れたところから様子をご覧になっていたが、愛子さまが困惑されているのに気付かれたようで、「皇太子さまが、足りない分を補てんされていました」(前出・学習院関係者)
 キャンパス内にはさまざまな模擬店も並んでいたが、愛子さまは、盲導犬のためにお小遣いを全額はたかれたのだったー。

 (『女性自身』5月6日号より)



記事中の『トートバッグ』がサブトートバッグ(緑)、そして『ボトル』は真空ステンレスボトルです。

真の「ボランティア精神」とは何か。私はハッとさせられました。皆さまはこの愛子さまのエピソードから、どのようなことを感じられたでしょうか?

by hoq2 | 2014-05-12 01:43 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

「アイメイト・サポートカレンダー」桜の季節

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『アイメイト・サポートカレンダー』の撮影は、秋の販売開始に向けて撮影も佳境を迎えてきました。撮影の順番は、背景の季節感でいうと【紅葉】→【雪】→【桜】→【夏の海など】となります。この間に、子犬など特に季節感にこだわらない撮影が挟まります。今回は、『アイメイト・サポートカレンダー』の「桜の風景」のお話です。(内村コースケ/アイメイト・サポートカレンダー撮影担当)

さて、東京都内は今がまさに桜のピークですね。昨日(4/2)、練馬区のアイメイト協会の近くで、歩行指導員による訓練の様子を桜をバックに撮影しました。

「日本の街はごちゃごちゃしていている」「統一感がなく薄っぺらい」「街と田舎の境がない」「どこを見回しても人工物や下世話な看板がある」ー。よく言われることですが、僕も事実だと思います。風景を「切り取る」ことで表現をする写真家としては、それが逆に面白いとは思うのですが、その話はここでは置いておきましょう。

そんな日本の風景でも、ひねくれ者の僕ですら、例外的に文句なく普通に美しいと思うのが桜の季節です。『アイメイト・サポートカレンダー』でも、これまで多くの<桜の風景>を取り上げてきました。


【2011年 4月・リタイア犬】


【2012年 4月・不適格犬】


【2013年 4月・不適格犬】


【2014年 3月・不適格犬】


【2014年 4月・リタイア犬】

これまでは、桜をバックに不適格犬・リタイア犬と引き取った奉仕者のご家族との触れ合いをテーマにしてきました。2015年版は、趣向を変えて歩行指導員による訓練風景にしてみました。場所やアングルを変えて4〜5カット撮りましたが、そのうちの一つをご紹介します(これが採用されるかどうかは分かりません)。



『2015 アイメイト・サポートカレンダー』は、この秋の発売になります。

その他のグッズの売上も、アイメイトの育成のために役立てられます。ぜひ、アイメイトサポートグッズ・オンラインショップをご利用ください。

アイメイト後援会の活動内容や、繁殖奉仕などのボランティア活動については、アイメイト後援会HPをご覧ください。アイメイトの育成は、皆様のご協力によって成り立っています。

by hoq2 | 2014-04-03 13:31 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

『アイメイト・サポートカレンダー』2015 今年は子犬がすごいです!

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『アイメイト・サポートカレンダー』2015年版の撮影は、昨年の秋から始まっています。季節感が要素の一つとなっているカレンダーの撮影は、通年で行われています。

また、ほとんど全ての写真は、このカレンダーのための撮りおろしです。

『アイメイト・サポートカレンダー』では、盲導犬として活躍するアイメイトたちの誕生から子犬時代、訓練・歩行指導中、現役時代、リタイア後、家庭犬としての道といった「アイメイトの一生」の各ステージを写真で表現しています。そして、なるべくリアルタイムな「今の姿」を伝えることが、アイメイトを支援するという目的に最低限必要な「誠実さ」であると私は考えています。

なぜなら、アイメイトは、会社などの特定の利益のために存在するのではなく、視覚障害者福祉という公益のために存在するからです。その支援をする後援会が作るグッズは、社会に向けて誠実でなければいけません。

たとえば、よくある犬のカレンダーのように、ストックフォトなどからの寄せ集めでは、どうしてもテーマ性が希薄になったり、こじつけ的な白々しさが生じてしまいがちです。いつ、誰が、なんのために撮ったか、1枚1枚バラバラでは当然です。そうならないためにも、『アイメイト・サポートカレンダー』は、同じスタッフが毎年、次の年のカレンダーのためだけに撮っています(掲載枚数の関係等で再来年に回すなど、いくつかの例外はあります)。



しかし、その中で子犬というのはちょっと違って、「無条件なかわいさ」で押し通す無垢な力に満ちています。視覚障害者福祉というアイメイトの本筋の部分は、やや固いというか、入りにくいテーマかもしれません。そこに興味を持ってもらう入口として、子犬たちの力を借りるという側面もあります。ですので、子犬の写真は、表紙など目立つ場所に使うことが多く、そのため、ほかのステージよりはドキュメンタリー性よりも純粋な「かわいさ」に振った撮り方が多くなってきます。

そして、今年はその子犬に珍しいことが連続して起きています。子犬は「繁殖奉仕」という繁殖用の母犬を預かるボランティア家庭で生まれます。まず、暮れに「イエロー」「ブラック」「チョコレート」とラブラドールの3色全て揃った5頭が生まれました。





こんな手のひらサイズだった子たちが、先月(2月)には冒頭の2枚や下の写真のように成長しました。



そして、先日撮影したのは、13頭!の兄弟姉妹。アイメイトの子犬は長年撮影していますが、これまでの最高は11頭でした。もうこうなると犬団子状態ですね。





おっぱいをあげるお母さんも大変です。



アイメイトは、この時期に兄弟姉妹、母犬と犬同士のコミュニケーションを取って社会性を身につけます。13頭もいると奉仕者の方は大変だと思いますが、子犬たちにとっては賑やかな毎日が良い社会勉強になることでしょう。





『2015 アイメイト・サポートカレンダー』は、この秋の発売になります。

その他のグッズの売上も、アイメイトの育成のために役立てられます。ぜひ、アイメイトサポートグッズ・オンラインショップをご利用ください。

アイメイト後援会の活動内容や、繁殖奉仕などのボランティア活動については、アイメイト後援会HPをご覧ください。アイメイトの育成は、皆様のご協力によって成り立っています。

by hoq2 | 2014-03-12 02:16 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

『アイメイト・サポートカレンダー 2014』 販売開始しました

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アイメイトとは、アイメイト協会が育成している盲導犬のことです。一般名詞の「盲導犬」が「パソコン」ならば、アイメイトは「Mac」のようなものになります。日本の盲導犬の歴史を作った故・塩屋賢一氏直系の最も歴史と実績のある正統派の育成団体です。

アイメイトの育成には多くのボランティアの方々が関わっており、アイメイト後援会はその中心となるボランティア団体です。チャリティグッズの販売はその活動の一つで、収益はアイメイト協会に寄付されます。『EYEMATE support goods SIDE STORY』では、グッズにまつわるサイドストーリーや制作秘話などを不定期で掲載します。商業目的のグッズではありませんので、商品の宣伝よりも、アイメイトのことをより深く知っていただくための読み物として展開していく所存です。どうぞよろしくお願い致します。




アイメイト後援会の公式カレンダー『アイメイト・サポートカレンダー』の2014年版が発売となりました。アイメイトの一生を、子犬時代から現役〜リタイアまでのステージに分けて追ったカレンダーです。写真撮影を担当させていただいた私の方から、内容を紹介させていただきます。(内村コースケ・写真家)


『アイメイト・サポートカレンダー』は、2010年版からスタートしておかげさまで4年目となりました。アイメイト(アイメイト協会出身の盲導犬)の一生の各シーンを写真に切り取り、「アイメイト」そのものの姿をビジュアルで伝えることをおもな目的にしています。

2010年版からの表紙は、すべて子犬です。アイメイト候補犬は、協会の繁殖犬の母犬を預かるボランティア(繁殖奉仕)家庭で生まれます。こうした写真は、いずれも繁殖奉仕家庭を訪ねて撮影させていただいたものです。

子犬の撮影は大変です。ただでさえ元気に動きまわるうえに、たいてい一度に3頭から10数頭が生まれますから、兄弟姉妹を一枚の絵に収めることだけでも一苦労です。しかも、一頭一頭がかわいく写っているカットとなると奇跡的とも言えます。一方で、過度な演出は避け、たくさん撮った中から「ほどよい瞬間」を選ぶように心がけています。かしこまったポーズや表情よりも、少し崩れたくらいの自然な姿がかわいいと思うからです。


表紙としてパッと人目を引くことと、「自然なシーン」の両立は、なかなかに難しいものです。その中でとてもありがたいのは、アイメイト候補犬ゆえの優秀な血筋です。手のひらに乗るような赤ちゃんの時から、一般の子犬に比べてやはり落ち着いています。「子犬としては」という条件付きですが、アイメイト候補犬は大変に撮りやすいのも事実なのです。


これも、全員がしっかり並んで正面を向いている写真を目指しがちですが、あえて少し崩れた瞬間を選んでいます。




【2014年版 中面】




『アイメイト・サポートカレンダー』の各月の写真は、アイメイトの一生を以下の5+1のステージに分けて紹介しています。

繁殖・・・繁殖奉仕家庭にいる誕生からの2カ月間
飼育・・・飼育奉仕家庭にいる子犬時代の1年間
訓練・歩行指導・・・アイメイト協会で訓練と歩行指導を受ける期間
現役・・・視覚障害者とともに生活し、アイメイトとして仕事をする期間
リタイア・・・現役を引退し、リタイア犬奉仕家庭で第二の人生を過ごす期間
不適格・・・不適格犬奉仕家庭で過ごす家庭犬として一生




『アイメイト・サポートカレンダー』が一般的なペットや動物のカレンダーと違う点は、「人」も多く登場していることです。実際の使用者、奉仕家庭のご家族、協会スタッフにモデルになっていただいています。アイメイトの一生は、人とのかかわりそのものですから、当然のことです。




撮影は、季節感等を考慮したロケ地で1〜2時間ほどかけて行います。「向こうから笑顔で歩いてきて!」などと色々と注文を出し、ご協力いただきます。ロケ地の選定から後援会スタッフとの共同作業です。現場ではモデルの皆様ご自身からもアイデアを出していただき、絵が完成します。




プロカメラマンとしては、アイメイトのことを詳しく知らない一般の方にもアイメイトの姿が正しく伝わるよう、客観的な視点を心がけています。演出なしの実際のシーンそのものであったり、演出する場合も日常の様子に近いシーンになるよう心がけています。演出の部分は、季節感であったり、1カ月間部屋に飾るに耐えるさまざまな面での「まとまり」を出すためのものです。『アイメイト・サポートカレンダー』の写真は、いわば「リアル」をベースにした「フィクション」、つまりセミドキュメンタリーと言えるものなのです。

巻末には、見開きの特集ページがあります。毎年テーマを変え、アイメイトにまつわるさまざまな読み物を掲載しています。今年は「不適格犬」についての特集です。「不適格犬」とは、さまざまな事情によりアイメイトにならずに一般家庭に引き取られ、家庭犬としての道を歩む候補犬のことです。近年、この「不適格」という名称についてネガティブなご意見が目立つようになりましたが、最高の家庭犬であるという事実、そして犬に対して最大の敬意を払い続けているアイメイト協会の姿勢を是非知っていただきたいと思います。



『アイメイト・サポートカレンダー 2014』は、「アイメイトサポートグッズ・オンラインショップ」で販売中です。収益はアイメイト協会に寄付されます。アイメイト育成のためご協力をお願い致します。


【アイメイト・サポートカレンダー 2014】 価格1,000円


by hoq2 | 2013-10-09 03:13 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

【EYEMATE Support goods SIDESTORY】クリアファイル2枚組D =「訓練には犬を愛おしむ心を」

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アイメイトやアイメイト候補の子犬の写真を全面に使った「クリアファイル」は『アイメイト・サポートグッズ オンラインショップ』の人気商品の一つです。A4判2枚組で、現在4種類が販売中です。そのうちの『クリアファイル 2枚組 (D)』の1枚に使われているのが、「ドアー」の訓練の様子です。使用者の方がアイメイトに発するコマンドの一つで、「ドアー」と言われたアイメイトは、鼻先で部屋などのドアノブの位置を示します。今回は、こうしたことを教える「訓練」についてのお話です。

(写真・文 / 内村コースケ・写真家、クリアファイル制作担当)








前回の【イラストミニレター】 上杉一道さんとケビン、マービーの話でも、「不適格犬」という呼び名について書きましたが、アイメイト協会では安易に横文字を使って物事の本質をオブラートに包むようなことはしません。そのため、「訓練」という言葉の印象でビシバシとスパルタ教育を行なっているというふうに思っている方も少なからずいるようです。

しかし、上の3枚の写真の歩行指導員(人間教育を本分と考えるアイメイト協会では、犬の「訓練士」「トレーナー」ではなく、人に対する「歩行指導員」という呼び方をします)の優しい笑顔を見ていただければ分かりますが、「グーッド!」と褒めることの方が圧倒的に多いのです。

これは、協会の歩行指導員が皆、創設者の塩屋賢一氏の哲学を受け継いでいるからです。

「訓練には犬を愛おしむ心を」 塩屋賢一氏が遺した言葉です。



賢一氏は幼い頃から犬が大好きでした。飼い犬を枕に犬小屋で一緒に寝たり、犬が父親に叱られた時には泣きながら代わりに謝るような、そんな少年でした。そして、戦後復員してすぐ、誰もがその日食べるものにも困っていた時代に全財産をはたいて憧れのシェパード犬を手に入れたほどです。奥様が苦労して手に入れた肉を自分が食べずにその「アスター」にやってしまうなど、奥様がやきもちを焼くほどの関係だったといいます。



現在の歩行指導員たちも、皆賢一氏に負けず劣らずの犬好きです。ただし、それはベタベタとした愛情ではありません。将来の視覚障害者との対等なパートナーとして、敬意を払いながらも若い候補犬の良きお姉さん、お兄さんとして愛情深く接している。そういう関係だと私は感じています。そして、教えたいことが良くできた時には心から共に喜び、褒めます。上辺だけの気持ちは犬には伝わらない。見透かされてしまうからです。犬の愛の感覚に対するスルドさは、人間以上だと私は思います。

候補犬たちも、しっぽを振って喜び勇んで訓練に臨みます。「スィット」(座れ)、「ステイ」(待て)などが上手にできた時の得意そうな表情は、見ている者をも幸せにしてくれます。犬全般に言えることですが、特にラブラドール・レトリーバーという犬種は人と一緒に行動し、褒めてもらうことに何よりもの幸せを感じるようです。これは、太古の昔から人と犬が共に暮らし、狩猟などの共同作業をしてきた長い歴史の積み重ねがあるからでしょう。







アイメイトが街を歩いていると、よく「偉いねえ」「賢いねえ」という声が聞こえてきます。しかし、実際には犬だけが偉くて賢いのではなく、パートナーの視覚障害者が覚えた道順をアイメイトに指示したり、交差点の位置や信号の変化を足先の感覚や音で把握して歩行をリードします。アイメイトはその指示に従いながら、時には車が飛び出してきた時には指示に従わずに止まったり、路上の障害物を自主的に避けたりします。アイメイト歩行とは、そうした対等な共同作業なのです。そのため、塩屋賢一氏は「盲人を導く犬」を示す「盲導犬」という呼び名を嫌い、EYE=私・愛・目、MATE=仲間という意味を込めてEYEMATEという呼称を使うようになったのです。

だから、訓練を受ける候補犬たちも、特別に賢かったり偉かったりするわけではありません。本質的には私たちの家庭にいるペットと同じ、愛らしい子供のような存在です。だから、訓練中も隙を見ては歩行指導員のひざにあごを乗せて甘えたりもします。ハーネスをつけて歩き出すとピシっと引き締まった表情になる所が、ちょっと特別な部分でしょうか。





時には失敗も。訓練中におしっこをしてしまいました(訓練を終えれば、「ワン・ツー」の号令がなければ排泄をすることはありません)。なんともバツの悪そうな表情がかわいらしいですね。




【クリアファイル 2枚組 (D)】300円



by hoq2 | 2013-07-10 02:53 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

【EYEMATE support goods SIDE STORY】 イラストミニレター = 上杉一道さんとケビン、マービーの話

アイメイト後援会が運営する『アイメイト・サポートグッズ オンラインショップ』の公式ブログ『EYEMATE support goods SIDE STORY』を同じexciteブログ内に開設しました。同ブログの運営と記事執筆を担当しています。こちらの個人ブログにも随時記事を転載します。

アイメイトとは、アイメイト協会が育成している盲導犬のことです。一般名詞の「盲導犬」が「パソコン」ならば、アイメイトは「Mac」のようなものになります。日本の盲導犬の歴史を作った故・塩屋賢一氏直系の最も歴史と実績のある正統派の育成団体です。

アイメイトの育成には多くのボランティアの方々が関わっており、アイメイト後援会はその中心となるボランティア団体です。チャリティグッズの販売はその活動の一つで、収益はアイメイト協会に寄付されます。『EYEMATE support goods SIDE STORY』では、グッズにまつわるサイドストーリーや制作秘話などを不定期で掲載します。商業目的のグッズではありませんので、商品の宣伝よりも、アイメイトのことをより深く知っていただくための読み物として展開していく所存です。どうぞよろしくお願い致します。





アイメイト・サポートグッズの『イラストミニレター』は、25枚綴りのメモパッド(一筆箋)。帯色が赤・緑の2種類が販売中です。表紙イラストはいずれも群馬県高崎市在住の画家、上杉一道さんの作。上杉さんはカヌーイストでもあり、奥様とラブラドール・レトリーバーのケビンとともに全国の川を下ってきました。今回は、そんな上杉さんご夫妻とケビン、そして新しいパートナーのマービーのお話です。

(イラスト・上杉一道 / 文と写真・内村コースケ)




ケビンは、上杉夫妻が結婚して初めて迎えた犬でした。当初はかなりやんちゃな男の子で、元気いっぱいに駈け出して奥様が椅子に座ったまま引きずられたり、河原でピクニックをしていた家族のお弁当を勢い余って踏み荒らしてしまったこともあったとか。でも、夫妻と一緒にカヌーに乗るようになると、自然と落ち着いていったそうです。大自然の中での経験が、犬としての成長の糧になったのでしょう。僕が雑誌の取材のために初めて会った時には、とても穏やかな老犬になっていました。

ケビンは全国津々浦々の川や湖に行っています。カヌーを漕ぐのは専ら人間の役目だけど、泳ぎはもちろんケビンの方が上。2頭のダックスフンドが家族に加わると、良き兄貴分として一家を支える存在になりました。北海道の原野でキャンプをした時には、熊の気配を感じてテントを飛び出して追い払ったこともありました。









ケビンは、最後の最後までカヌーに乗り続けました。少しずつ少しずつ体力が衰え、穏やかにフェードアウトするように14年の生涯を閉じました。

「衰えていくのを傍で見ているのは辛いけれど、ケビン自身はそれを受け入れていくじゃないですか。ひねくれたり落ち込んだりということはないから、そういうのを見ていて『ああ、犬ってすごいんだな』って思いました」と上杉さんは言います。

最後の夜は3人で川の字になって寝ました。ケビンが奥様の腕の中でふっーと息を吐いて旅立つと、上杉さんは「犬としてパーフェクトな人生だった」とつぶやき、スケッチブックを取り出します。そして、ケビンの穏やかに微笑んだ表情を描きとめました。




それから3年。上杉さん夫妻は新しい家族を迎える決心をしました。ケビンへの感謝の気持ちを胸に、今を生きる彼の仲間たちに何かしてあげられることはないか。そう考えた末にアイメイト協会から不適格犬を引き取ることにしたのです。

不適格犬とは、訓練の過程でさまざまな理由によりアイメイトに向かないと判断された候補犬です。「不適格」という言葉の響きだけを取って、この呼び方に眉をひそめる人もいます。しかし、表面的な言葉の言い換えは、正面から事の本質をとらえることの妨げになりかねないと私は思います。国産盲導犬第一号のチャンピイの使用者、河相洌(きよし)さんはこう言います。

「今は社会環境も随分改善されて障害者も生きやすくなっていますが、善意の皮をかぶった根本的な差別意識というものも根強く残っていると感じます。それに負けて弱くなっちゃって、例えば「〇〇は差別語だ」などと末梢的なことにこだわって目くじら立てるような狭い根性では、盲人が普通の人間と肩を並べることはできないと思います」

「不適格犬」を存在そのものが不適格な犬だという意味にとらえるのなら、それは間違いです。アイメイトとしては不適格な犬ーその理由はほとんどの場合、やや乗り物酔いをしやすいだとか、新しい場所に行った時のヨロコビの表現が少しだけ大きかったりとか、一般の家庭犬としては全く問題にならないようなことばかりです。視覚障害者とペアを組んで万万が一のことがないように、厳しい判断が求められるのです。それに合わなかったからといって、アイメイトになった犬と比べて劣った存在だなんて関係者は誰一人思っていません。浅薄な価値観による差別をしないからこそ、アイメイト協会では設立当初から、そしてこれからも「不適格犬」という呼び名を堂々と使っていくことでしょう。




上杉さんに迎えられたマービーは、出会ったその日からすぐに愛情を示してくれました。アイメイト協会の建物を出て上杉さんのキャンピングカーに乗り込むと、いつもケビンがそうしていたように後部座席の特等席に寝そべりました。ダックスのルークとクレアも最初は少しびっくりしたようだったけれど、すぐに仲間と認めてくれたようです。



高崎へ行ったマービーはすぐに新しい環境に慣れ、上杉家の一員として早速カヌーにも乗っています。早くも大自然に抱かれる喜びを見出し、元気に跳ね回っているそうです。ケビンの「パーフェクト・ライフ」は、世代を引き継いで永遠に続くことでしょう。







【イラストミニレター・赤】300円


【イラストミニレター・緑】300円



【関連リンク】

『EYEMATE support goods SIDE STORY』
『アイメイト・サポートグッズ オンラインショップ』
アイメイト後援会
アイメイト協会


 


by hoq2 | 2013-07-04 04:10 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

バンドの方向性 Ⅱ  ~21世紀のエピタフ~




僕は音楽を聴くのが結構好きで、子供の頃バイオリンを習っていた関係でクラシックから入り、高校生の頃からはプログレやピンク・レディーを聴いています。純粋な楽しみで即興の前衛音楽をやっていた頃もありますが、音楽を生み出す方の才能はありません。

そういうわけで、最近は写真の方で音楽と関わり続けたいと思っているのですが、このバンドも一部メンバーの前所属バンドの時代を含めれば長年撮り続けています。女性ボーカルとアコースティックギター、ベース、ドラムス&アイメイト(盲導犬)のこの新バンドになってからは2回目の撮影になります。バンドメンバーのプロフィールなど書いてありますので、ぜひ、前回の撮影時のブログを参照してください。

今回も、前回に続き、スタジオセッションの撮影。前回はまだ結成してから日が浅く、まだバンドの「色」が見えていないように感じたので、モノクロで撮りました。今回はカラーです。僕なりに感じた色を乗せてみました。

「音」とそれに伴う映像イメージは、一言で言えば70年代前半。音楽的にやろうとしていることも、究極的にはジャニス・ジョプリンとか、そういうあたりなのかな。しかし、ボーカルのレナさんは20代で、その時代の臭いを意識しているわけではないと思います。加えて今回は20代のゲストベーシストも参加しました。残りのオッサン3人とて、70年代生まれではありますが、自我が確立したリアルタイムでは80年代以降の人たちなのです。だから、ロック黄金期を実体験している人たちの出す音とはやはり違うと思います。

なので、写真的にも21世紀(現代)のデジタル画像をベースに、色あせぎみのフィルム感を乗せてみました。目の前の時代をストレートに見た「シャープで鮮やか」な映像に、遠いかすかな記憶にある時代感を重ねる。明瞭さとあいまいさを同居させる試みです。また、女子的なかわいい色合いなども少しだけ意識しました。ただし、それら全ては控えめに。分かりやすいキャッチーなイメージにならないよう、「少し手前で立ち止まる」という感じでしょうか。なぜなら、彼らが目指す音楽は決してキャッチーなものではないと思うからです。

(ここからは、写真のヒト向けです) 技術的には、RAWで撮影→RAW現像時に色温度を合わせ、彩度を抜き気味に→Photoshopでフィルム風の粒子を乗せ、微調整

という手順を踏みました。ボディは5DMKⅢとNEX-7、レンズはミノルタMC Rokkor 35mm1.8(NEX)と純正ツァイス24mm1.8(NEX)を標準レンズ的に使い、広角はトキナー16-28 2.8(EOS)、中望遠にEF85mm1.8(EOS)とコンタックスGの90mm2.8(NEX)。個性が強いレンズばかりなので、同じ処理でも結構違った結果になりました。やはりドンピシャで狙い通りの表現になったのは、本当に70年代のレンズであるMC Rokkor 35mm1.8。今のところ、このバンドを撮る時は現行の高画素ボディに70年代のレンズというセットが良いようです。次回はチノンのレンズでも使うかな。















































































最後にスタジオ外のオフショット。こちらはストレートなjpeg撮影で。やはりブログサイズでは粒状感も出ないし、違いが分かりづらいかな。まあ、それが良いと考えるのが、僕らなのですが。










    

 

Minolta MC、MDレンズ→SONY NEX Eマウント用 マウントアダプター

Minolta MC、MDレンズ→SONY NEX Eマウント用 マウントアダプター
 

  

高級レンズフード ねじ込み式 Φ49mm Sony E 16mm/F2.8 に対応

高級レンズフード ねじ込み式 Φ49mm Sony E 16mm/F2.8 に対応









by hoq2 | 2013-04-24 03:46 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

バンドの方向性



長年被写体になってくれていた the Water method Man(メソマン) が諸事情により活動休止になって残念に思っていたところ、新しいバンドと巡り合いました。新しいと言っても、メソマンの2人に元から知っている2人が合流したようなバンドなのですが、なんと、女性ボーカルなのです!音楽にビジュアルは関係ない派ですが、やはり女性の声とかわいらしいビジュアルは新鮮です。

そしてさらに! 犬がいます。





アイメイトのセラフ君。ボーカルのレナさんの甘えん坊なパートナーです。彼女はパラリンピックを目指したスーパースポーツウーマンで、現在はスポーツトレーナー。子供の頃はダンサーだったこともあり、音楽はもともと大好き。本格的にやりたくなったということで、直接的・間接的な知り合いが集まる形でメソマンのベース、ドラムス、その仲間のギターの三人と最近バンドを組んだというわけです。

僕はレナさんとは、アイメイト55周年記念誌の取材・撮影で知り合いました。



僕の同級生のミュージシャンが先日会った際に言っていたのですが、視覚というのは音楽家にとっては邪魔なものだそうです。視覚の脳に占める割合は高く、音に対する集中の妨げになる。「目明きはそのハンデと付き合っていかなければいけない」と、強い弱視のスティービー・ワンダーがもっと見えるようになる手術を拒否したというエピソードを例に挙げていました。

その点でも、今度のバンドにはおおいに期待するのですが、まだまだ「まずは合わせていく」という段階です。それぞれが気持ちよく個性を発揮していくにはもう少し時間がかかりそうです。まだバンドの「色」がないと僕は感じたので、写真もモノクロです。スタジオでの2度目のセッションの様子ですが、遠くない将来にライブをやりたいとのことです。楽しみですね。


それまでに、この動画のようにバンドの方向性について、喧々諤々やってほしいですね。こういうバカバカしいほどの「青さ」がバンドメンには必要だ!
































































by hoq2 | 2012-12-09 02:14 | アイメイト | Trackback | Comments(0)

アイメイト55周年記念誌



今回は、アイメイト協会の55周年記念誌「EYEMATE 視界を拓くパイオニア」の紹介をさせていただきます。

2012年は、国産盲導犬第一号ペア、河相洌(きよし)さんとチャンピイが誕生して55年目になります。この記念誌は、A4判・フルカラー80ページのなかなか立派な冊子です。

表紙は、県庁で現役バリバリで働く男性使用者です。どうですか?颯爽と歩く姿からは、目が見えない人とは思えないのでは?アイメイトと歩くとは、このように「見えている」ということなんです。表紙撮影用にお願いして今年できたばかりの東京ゲートブリッジを歩いてもらいました。55年の歴史という"ゲート”を抜けて、未来に向かって歩み続けるイメージです。ちなみに背表紙はこのようになっています。




中は以下の6章構成で、これ一冊読めばアイメイトの55年のすべてが分かります。アイメイト協会監修のもと、編集、写真、記事執筆を担当させていただきました。



アイメイト55年の歴史がビジュアルで分かる <巻頭グラビア>










歴史を作った使用者からの「メッセージ」




上のページの河相洌さんは、最初の国産盲導犬使用者です。大学生の時に失明し、すぐに自立のために国内では事実上前例のなかった盲導犬と歩くことを目指します。そして、チャンピイと塩屋賢一さんに出会い、後に続く視覚障害者のためにも、新たな道を切り開いたのです。

 聖書のヨハネの福音書9章に、キリストのもとに弟子が一人の盲人を連れてきて「この人間が見えなくなったのは誰の罪なんだ。親の罪か本人の罪か」と聞くところがある。キリストは「親の罪でも本人の罪でもない。神の栄光がこの人間に表れたためだ」と答える。これはね、ちょっと解釈しにくいんですよ。僕も最初に読んだ時は「神様の栄光なら何も見えなくしなくたっていいじゃないか」と思った。だけど、何十年も盲人として生きてきた今は、体験的に言って僕が見えなくなったのにはやっぱり特別な意味があったのだと思うようになりました。「お前は盲人として生きろ」というふうにね、神様が言ったのだと。塩屋さんとの運命的な出会いとか、具体的な裏付けが色々あっての結論なんですけれどね。
 そういう人生観というのかな、人間観を障害者は持たなきゃいかんと思います。自分が障害を背負ったということには特別な意味がある。その中で自分が力強く生きていくことが、社会全体の人々にどういう影響を与えているか。そういうふうに意識してほしい。今は社会環境も随分改善されて障害者も生きやすくなっていますが、善意の皮をかぶった根本的な差別意識というものも根強く残っていると感じます。それに負けて弱くなっちゃって、例えば「〇〇は差別語だ」などと末梢的なことにこだわって目くじら立てるような狭い根性では、盲人が普通の人間と肩を並べることはできないと思う。それが僕の基本的な考え方。だから、他の視覚障害者にもそれを望みます。


外交官の息子としてカナダで生まれ、戦中を大連で過ごした河相さんは、本当の意味での国際人でもあります。国際人として広い視野を持っていたからこそ、前例や慣習・因習にとらわれず、「盲導犬と歩く」という前人未到のチャレンジができたのだと思います。誰かに言われたから、勧められたから、というのではなく、自分で考え行動を起こしたからこそ、塩屋さんやチャンピイとの出会いが待っていたのでしょう。そして、物事を自分のことだけでは収めず、社会全体に広げて考えるのもまた、芯の通った視野の広い人にしかできないことです。私はこういう人こそが真のインテリだと思いますし、河相さん以上のインテリに出会ったことがありません。

この章では、河相さんのほかに、初の女性使用者で最古参の現役アイメイト使用者でもあり、戦後間もなくアメリカ留学を経験している戸井美智子さん、アイメイトの社会進出に尽力してきた佐藤憲さん、バス乗車や議会の傍聴に力を注いだ荻原文江さんのメッセージも掲載しています。いずれも、含蓄のある内容のインタビューになっています。アイメイト使用者とは、障害があるから社会の施しを受けているという、受け身の存在ではありません。河相さん、戸井さん、佐藤さん、荻原さんのように自ら道を切り開くために、アイメイトと歩むことを積極的に選択した人たちなのです。


塩屋賢一とアイメイトの歩み







塩屋賢一(1921〜2010)は、アイメイト協会の創設者であるのみでなく、日本の盲導犬そのもののパイオニアです。現在は、10団体がそれぞれ盲導犬を育てていますが、そのすべての始まりは、塩屋賢一が戦後すぐに出会ったシェパード犬「アスター」と共に実地と研究を重ねて編み出した成果に依っています。他の団体が一般名詞になっている「盲導犬」を使っているのに対し、「アイメイト」という呼称には、オンリーワン・オリジナルな存在だという意味も込められています。「パソコン(PC)」に対する「マッキントッシュ(Mac)」に似ています。この章では、「盲導犬」と翻訳されていた存在が、いかにして「アイメイト」になったのか、当事者の塩屋賢一の生涯と共に綴っています。


アイメイトを得ていきいきと暮らす







この章では、現役使用者10人のそれぞれの生き方を紹介しています。失明してショックを受けて閉じこもった日々を過ごした方も、飄々と先に進んだ方もいます。抱える背景や事情はさまざまで、一口に「視覚障害とはこういうものだ」ということは言えません。共通しているのは、アイメイトと暮らす「今」が輝いていること。その輝きを得るまでには、皆さん大変な苦労をされています。そして、今もその過程にいる方が大勢いることも忘れてはなりません。

この記念誌の特徴は、この章を中心に「人の物語」が多く語られていることです。大半の盲導犬関係の本、映像、報道、広報ツールなどは、「犬」を中心に語られているのではないでしょうか?これは私見ですが、「けなげ」で「かわいい」犬が、「頑張っている」。今の日本ではそればかりが強調されている。「けなげ」というのは少し違う気もしますが、確かにそれは事実です。僕も家庭犬であろうとアイメイトであろうと盲導犬であろうと、純真な犬たちが大好きです。彼らに教えられることもたくさんあります。しかし、お涙ちょうだいなだけの映画であったりと、そうした人々の犬に寄せる思いを見透かして金儲けや宣伝をする輩が多いことが非常に残念です。それは一見、犬に寄っているようで、実際は個人や組織の利や欲に犬の純真を利用している。犬差別だと思います。障害者を「かわいそう」と見下して無用なことをする善意の皮をかぶった差別に似ている。

アイメイトの物語の主役は人なのです。対等なパートナーですから、もちろん犬も主役なのですが、人の言葉で語る物語の中心は人であるべきです。犬の"言葉”を聞けない私たちが、勝手に「言葉」で解釈して語るのは傲慢というものです。だから僕は、犬の写真を撮るのです。犬について言葉で多くを語るのは失礼だと思います。

そして、アイメイト協会の理念は

「アイメイト協会の仕事の本分は人間教育である」

というものです。人に対する歩行指導を通じて、自立した人生を切り開くお手伝いをしているということなのです。「盲導犬の訓練所」というよく言われる解釈は間違っています。




What is Eyemate?






ここでは、よく誤解されたり理解が十分でない、アイメイトの実際を解説しています。

たとえば、「盲導犬」という言葉の持つ危うさに、「利口な犬が盲人を導いて歩いている」という誤解が生じやすいということが挙げられます。アイメイト歩行では、実際は十分に協会で歩行指導を受けた人が犬に指示を出して歩いています。道順は人が頭の中で覚えています。一方、犬は交差点ごとに止まったり、急な車の飛び出しなどに反応して危険を回避したりという自主判断をして安全な歩行をサポートします。だから、人の「目」であり、対等なパートナー、「仲間」を意味する「EYE」+「MATE」=EYEMATEなのです。この点も、あえて「盲導犬」とは呼ばない理由です。

また、アイメイト歩行は、同行者や白杖に頼らずに人と犬のペアが単独で歩くことです。国内の他の育成団体では、単独歩行を認めていなかったり、できなくても良しとすることがほとんどです。「視覚障害の自立支援」の理念から、単独歩行は自立の必要条件だというのがアイメイト協会の考え方です。第二号使用者の松井新二郎さんは「歩行の自由を得れば、盲人の問題は50%解決できる」と話しています。


アイメイトを支える輪





アイメイト協会は非営利の公益財団法人です。アイメイトの育成は、全国各自治体の委託事業として行われていますが、個人・団体の寄付金や奉仕活動などの善意に頼る面が非常に大きいのです。この章では、後援会活動や繁殖・飼育・リタイア犬奉仕、企業からの支援などの紹介をしています。

特に協会と接点を持たずに個人でできることもいくつかあります。後援会員の皆さんが定期的に行なっている募金活動に寄付金を寄せたり、協力企業・店舗には募金箱もあります。

私個人からはアイメイト・サポートグッズのオンラインショップからのアイメイトグッズの購入をお願いします。インターネット上のみでできるために、最も時代にマッチした個人レベルでの支援だと思うからです。グッズの収益は全額、後援会から協会へ寄付されます。ショップサイトやグッズの充実には、私も仕事として協力しています。ご意見、ご要望があればお寄せください。


尚、記念誌は非売品です。9/30の55周年記念「アイメイト・デー」の式典で配布されたのを皮切りに、現在もアイメイト協会で配布中です。私の所にも若干数残っております。この記事からのご用命はまずは私へご連絡願います。




by hoq2 | 2012-11-18 01:07 | アイメイト | Trackback | Comments(0)