【スノーシュー】2017 1/23 雪深き菅平
2017年 02月 02日
僕が暮らしている信州では、冬、牧場がスノーシューコースとして開放されている。今回2度目の訪問となった菅平牧場もその一つだ。今回は、いつも山歩きに連れて行っているフレンチ・ブルドッグのマメに加え、実家のゴールデン・レトリーバー、マリーも連れて行った。
2016年中は今期も暖冬・雪不足かと、雪を求めて標高2000m以上まで上がったりしていたが、年が明けて1月も半ばを過ぎた頃には十分な積雪となった。この日の菅平もかなりの深雪で、しかも全く足跡のないまっさらな雪であった。スノーシューを楽しむには最高のコンディションである。
しかし、雪を楽しめるのは、スノーシューを履いている人間と体重の軽いマメだけで、肥満のゴールデンのマリーにとっては、苦行であった。駐車場前でいきなり雪にはまって行動不能に。みんながつけたトレースをズボズボと、一歩ずつかろうじてついてくるマリーであった。
菅平牧場は、このようにスノーシューのコースとして正式に開放されている。浅間山を望む四阿山・根子岳のふもとのなだらかで広大な雪原。スノーシューの王道を楽しめる場所だ。
ナンチャッテ冒険家の某氏よりもよほど精悍な表情で雪と戦うマメ。それに対し、某氏ばりにグダグダ感たっぷりのマリーである。道具よりもまずは体重を減らすことが大前提ではあるが、指の間に絡まる雪玉を気にするので、次回からはマメも履いている「PAWZ」を履かせることにした。
晴れ間が覗いたり、雪がちらついたりする不安定な天気。小一時間歩いて、第一目標のあずま屋が見えてきた。ここでいつもの昼食のマルタイ棒ラーメンを食べるべく、先を急ぐ。
あずま屋に着くと、急に吹雪いてきた。数日前に同じ長野県内の野沢温泉スキー場でオーストラリア人一家が遭難して雪洞を掘ってビバークしたというニュースがあったが、まさにそんな趣きであった。
当初は、ここから今まで歩いてきた「白樺ループコース」を出て「パノラマコース」に入る予定だった(上の方の画像の地図参照)が、さっさと食事を済ませ、まっすぐ駐車場に戻ることに。牧場を出て車道を歩く最短コースを選んだ。
車道を半分ほど進むと雪が止んできたので、再び牧場内へ。
予定の半分ほどの歩きとなったが、雪の質・量ともに良く、十分に楽しめた1日となった。
【使用機材】
・EOS7D Mark2
・EF-S 10-18mm 4.5-5.6 IS STM
・SIGMA 17-70mm 2.8-4 DC (Contemporary)
・EF-S 55-250mm 4-5.6 STM