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八ヶ岳山麓・八方台(2016年12月6日)

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僕は妻と犬一匹と5年前から八ヶ岳山麓に定住している。登山をしている人にとっては垂涎の環境なのだが、昨冬スノーシューを始めるまでは宝の持ち腐れ状態だった。その後、ちょこちょこと八ヶ岳と浅間山周辺の山を登っている。老齢の小型犬(12歳・フレンチブルドック)と一緒だし、我々も初心者なので、まだ八ヶ岳本体には行っていない(八ヶ岳の上の方は犬は原則NG)。あくまで、車山などの周辺の山と、下の方の峰をチョロチョロするという感じだ。そうした山行の記録を、時々このブログに掲載していくことにした。

今回(2016年12月6日)は、八ヶ岳の麓にある奥蓼科温泉から少し足を伸ばし、「八方台」まで歩いた。緩やかな林道を1時間ほど歩いた先にある小高いピークで、八ヶ岳を間近に望むことができる。そこでパスタを茹で、飯盒でごはんを炊いて食べるというのが、今回のミッションである。

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スタート地点の県道脇の林道ゲート


ほぼ全行程林道歩きのイージーなルートなので、わざわざ遠くからここを目指す人はいない。八方台は奥蓼科温泉・渋辰野館と唐沢鉱泉を結ぶ中間点にあり、温泉客が気晴らしに歩いたり、僕らのような地元民が犬の散歩に来るような気軽なコースである。とはいえ、標高1800m前後なので、冬場は雪がつく。この日はうっすらと雪をかぶっている程度で、スノーシュー未満、軽アイゼンをつけるかつけないかというところであった。我々は、辰野館近くの林道ゲートから入り、八方台を経て唐沢鉱泉には行かず、周遊コースを戻ってくる最短ルートを選んだ。

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雲の間から時々晴れ間が除くような天気。行きは地図の下、「50分」の表記がある方のルートで八方台を目指す。最初の20分ほど緩い上り勾配で、あとはほぼ平坦。道幅もあるし、スノーシューのシーズンにはまたぜひ来たい。振り返れば、木々の間から蓼科山が見える。

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小1時間ほど歩いた所にある林道の脇道を登ると八方台。パッと視界が開け、八ヶ岳の峰が間近に迫るパノラマが広がる。

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ちょっとした広場になっているので、ここで昼食を取る。僕らは日帰りの短いハイキングばかりなので、今まではカロリーメイトなどで済ませていたが、冬はやはりレトルトカレー程度の温かいものも食べたい。そこで、今回、初めてガスバーナーを導入。僕は学生時代にちょこっと山をかじったことがあって、野外炊飯を含め、山やアウトドアは全くの初心者ではない。とはいえ、もう30年も前のことである。山の道具も当然進化しているが、大きく変わったわけではないので、思い出しながら進めていく。パスタは、水で戻して冷凍したものを1分間だけ茹でるという方法。米は普通の飯盒炊さんで。家で予行演習をしたが、やはり野外では湯が沸くまで風よけがないと時間がかかる。待ちきれずに早めに飯盒の蓋を開けたらやや芯が残った。次回は風よけ持参を決意した。

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温かい食事のために寒い中で時間をかけて調理する矛盾に思いを巡らしつつ、八方台を下りて帰路につく。すぐに唐沢鉱泉方面に向かう分かれ道があるが、今日はスタートが遅かったので、元来た渋辰野館へ戻るルートへ。

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帰りのルートもなだらか。途中晴れ間も出て気持ちの良い林間の道だ。最後の3分の1くらいは急勾配もあるので注意。

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最後に北八ヶ岳を一望。旅館の私設ゲレンデを下れば県道に出て車を停めていた所でゴール。

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渋辰野館は日帰り入浴もできる。我々は今回はいつも利用している山を少し下った市営の日帰り温泉施設に立ち寄った。もっと雪が積もったらスノーシューと辰野館・唐沢鉱泉の温泉を楽しみたい。

【使用機材】

                

by hoq2 | 2016-12-27 00:28 | 登山・スノーシュー

(フォトジャーナリスト・内村コースケ)写真と犬を愛するフォトジャーナリストによる写真と犬の話。写真は真実の写し鏡ではなく、写像である。だからこそ面白い。


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